COLUMN車のトラブル解決コラム

ハイブリット車のバッテリー交換の費用はいくらかかる?

1台の車を長く乗れば乗るほど、起きやすくなるのがバッテリー上がりです。
特に近年の主流となっているハイブリッドカーでは、バッテリーのことを気にする方も多く購入を検討する場合には、特に注目される点でもあります。

そこで、ハイブリッドカーのバッテリー交換について、その必要性や期間、そして一番気になる費用について見てきましょう。

ハイブリッドカーのバッテリー交換は必要?

バッテリーは消耗品でもあるため、ハイブリッドカーでもバッテリーには寿命があります。

しかし、こうしたエコカーの性能は日々進化しており、数年前の情報を信頼していると実際とは異なっている場合があります。
特にバッテリーに関しては、メーカーの保証期間は5年・10万kmと設定されていることが多いですが、実際の駆動バッテリーはそれよりも長い15万km~20万kmまで使用可能に製造されています

従って、駆動バッテリーを交換するときは、車の交換時期と考えても良いでしょう。

駆動バッテリーも車同様に進化している

ハイブリッドカーが初めて登場してから約20年が経過しており、その間にバッテリーの性能も向上しています。
初代の車に搭載されたバッテリーは充電制御システムが未熟であったため、劣化もその分早く訪れていました。
充電制御システムとは、省燃費技術のことを指し、無駄な充電を制御することでエンジンにかかる負担を軽減して燃費の消費を減らす技術のことです。

バッテリーに一定量充電がされると、充電作業を停止するよう指示が出ます。
これにより常に充電作業をすることがなくなるため、エンジンへの負担を軽くすることができ燃費の向上につながるのです

これはエンジンばかりでなくバッテリーの負担軽減にもつながり、バッテリー寿命も延びるというわけです。
初代では、このバッテリー性能も今より未熟であったためバッテリー交換をする場合もありましたが、現在の車では予期せぬトラブルが生じた場合以外は、交換することはほとんどありません。

バッテリー交換をする場合の費用は?

予期せぬトラブルなどで交換が必要となった場合には、その費用はどのくらい掛かるのでしょうか。

初登場した20年前当時では、バッテリーの費用で50万円も掛かったなどという方もいましたが、エコカーの普及により販売台数も増えたこと、また性能の向上などによりその価格も年々低下してきています

メーカーによると、車の機種にもよりますがメーカー価格で約13万8千円~となっています。
車によっては30万円以上する場合もあり、相場では約13万円~30万円前後とみておくと良いでしょう。

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