COLUMN車のトラブル解決コラム

中古タイヤを買いましたが、使用できないとの判断が・・新品でないと危ないでしょうか?

中古タイヤの持ち込みが増えてきました。新品だとやはり高くて手が出ないとか、よく走るのでこまめに変えたいなど、ニーズはさまざまなのですが、よくあることに、溝は十分だけど、割れなどが進んでいる、パンク修理跡があるなど、手にしてみないと分からないことが多い状態です。

結論を言うと新品の方がよいのですが、中古でも注意をすれば満足しやすいので、注意点を記載します。

溝はちゃんと測ってあるものを

タイヤ自体で、車検などでも言われることは溝の深さです。

相談されてから、オークションサイトなどでよくよく見て見ると、溝の表記が7分とか計測値で書かれていないケースが多いように見えました。これだと個人の主観によるものなので、当てにはなりません。

ちゃんと計測されているものを購入しましょう。計測されていれば、目安になることが多いので、届いたときに確認ができます。

製造年月日の記載の確認を

タイヤの割れなどは、製造年によります。タイヤはゴムなため劣化します。

特に中古タイヤの場合は保管状態も分からないことがあるので、実際には履歴を追うことが難しいものです。

製造年はその中でも唯一履歴が追いやすい情報です。おおよその状態把握のために、記載のあるものを選択しましょう。

中古でもMax4〜5年以上の経過の場合は、かなりの注意が必要です。安物買いの銭失いになることが多いです。

スタッドレスは、硬度確認

スタッドレスは、硬度チェックがあるものと製造年の確認はかならず実施しましょう。

スタッドレスは溝のあるなしよりも、硬度が必要です。固ければ夏タイヤとしてしか使えません。それこそ全く意味のない買い物です。注意しましょう。

溝については、スタッドレスとして使用できるプラットフォームサインが存在しています。

スタッドレスが分かっている販売者であれば、説明もしてくれているはずですので、その点も確認が必要です。

交換前に必ず交換できる店を確認

最近、タイヤメーカーの指導の元、持ち込みタイヤの交換料金が非常に高い状態にあるケースがあります。

メーカーとしては、新品を販売する必要があるので、そのような指導をしているのでしょう。

以前は対応していたガソリンスタンドでも増額になるケースもあり得ます。交換する前に交換費用の調査はしておいた方が正解です。

結局新品購入の方が安くつくケースもありますので、注意が必要です。

交通事故で困った時は

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