COLUMN車のトラブル解決コラム

運転中の疲労は大敵!疲れる前に休憩しましょう

長距離を運転していると疲れている意識はないのに、頭がぼーっとしてしまうことがあります。
時間に追われて休憩せず頑張りすぎてしまうと状況判断が遅れ事故につながることに。

長距離ドライブで心がけたいこと


長距離ドライブを決行する前は、走行経路や時間・休憩場所などあらかじめ計画を立てる必要があります。
複数人でドライブをするような場合は、運転する順番や交代ポイントを決め全員にしっかり休憩が回るような計画をたてます。

ロングドライブでは、渋滞などを考慮し夜間に走ることも多いと思います。
長時間の運転は疲労の原因にもなりますので、2時間に1回15分以上の休憩を取ることを忘れないようにしましょう。
到着時間が迫ってくると、心理的に「もう少し頑張ろう」などと走り続けたくなりますがそのもう少しが事故への近道になってしまいます。
無理をせず休憩を挟みながら目的地まで安全に到着できるよう心がけることが必要です。

休憩ポイントの設定


高速道路上には、PA(パーキングエリア)やSA(サービスエリア)などドライバーの休憩や車の給油などを行うポイントが各場所に確保されております。
昔は、トイレや軽食やがあるようなPA(パーキングエリア)は約15キロ間隔に設置されており頻繁に見かけることがあります。
Aは給油所や大型レストランがあることも。
現在はSAでもガソリンスタンドがなかったり、PAでもガソリンスタンドを完備している場所もありますので計画を立てる際はPAやSAの情報を前もって調べておきましょう。

数台で、旅行に行くような場合はこの休憩ポイントで合流や交代を行うようにしましょう。
複数台での走行は周りに迷惑をかけるばかりでなくさらなる疲労にもつながります。
前車から離れないように運転をすることで、必要以上に神経を使います。運転中は周りの状況を確認しながら自車の安全走行に集中しましょう。

ドライブの大敵、睡眠との戦い


長時間のドライブでは、睡魔に襲われることもあります
少しでも眠くなると、ふらついて走行車線をはみ出してしまったり前車のブレーキに気がつくことができずに事故につながってしまいます。
ドライブ前は、ガムや目薬なども用意しいざというときに備えましょう。

眠気を感じたら?


眠気を感じたときに一番にしたいのが仮眠
しかし、なかなか車を止める場所がなく仮眠できないこともあります。
そんなときは応急処置として、窓を開け空気を入れ替えましょう。深く呼吸をし頭に酸素を送ってあげます。
エアコンの温度を少し下げ、身体を冷やしてあげます。冷たい刺激は目を冷ますのに効果的です。

車を駐車できる場所へ移動できたらカフェインをとるのも効果的です。
カフェインの摂取は少しだけでは逆にリラックスしてしまいます。コーヒーに含まれているカフェインは約100mg程度
眠気ざましに必要なカフェインの量は250mg〜300mg程度なのでコーヒーを飲む場合は3杯がカフェインのベストな摂取量となります。

さらに、コーヒーを飲んだあとにストレッチをして体を動かすのも効果が増量します。

運転中にお気に入りの歌を熱唱するのも睡魔には効果がありそうです。仲間が一緒に居る場合は話をしたり、クイズをしたりすることにより脳が覚醒されますのでそれも効果的!

SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)には眠気覚まし用のドリンクも売っています。
脳を覚醒するのに必要な糖分のたくさん入ったドリンクを選ぶ方がいいでしょう。

長距離運転前はしっかり睡眠を


翌日運転を控えているときは、健康状態にも気を使わなければなりません。
人間の脳は7時間から9時間程睡眠をとらないと、脳の覚醒を維持できません。
準備などに追われ、睡眠時間が短いと安全走行はできなくなります。すぐに睡魔に襲われてしまいますので長距離運転の予定がある場合は前日からしっかり睡眠をとり運転に備えましょう。

心の疲労も事故のもとに

自動車の運転をする前に、自身の心の健康状態もしっかり確認しておきましょう。
心因的なストレスや考え事などをしているときは状況判断が遅れることがあります。
肉体疲労と同じように心因的疲労にも運転操作ミスを起こしやすくなりますので今日の心は元気かな?と少し考えてみることも必要です。
少し疲れているときなどは、いつもより多めに休憩をとるように心がけましょう。


車はとても便利な乗り物ですが、コントロールをするのは人間です。
人の健康状態が悪ければ、車そのものも凶器となりかねません。
特に長距離でドライブする場合は、当日の自身の体調なども考えた行動が必要となります。
また、近場での走行でも簡単な時間配分は必要になります。
市街地は渋滞などにより心因的ストレスを受けやすくなりますので時間を選んで運転する方がいいでしょう。

交通事故で困った時は

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