COLUMN車のトラブル解決コラム
自動車をパンクしたまま走行したらどうなる?パンクの時の対処方法
- 2016.08.07
- 運転中に注意すべきポイント
自動車のタイヤは、自転車と同じように空気を入れて走るようになっています。
タイヤがパンクしたときは、自転車の場合はすぐに空気が抜けるのでわかりやすいですが、自動車の場合はすぐに空気が抜けない構造になっています。
これは、自動車は自転車と違って高速で走るため、パンクして急に空気が抜けるとハンドルのバランスを崩してしまい、大きな事故につながってしまうからです。
パンクの原因を知ろう
パンクの原因にはいくつかありますが、釘など鋭利なものを踏んだ場合はそう簡単に抜けることはなく少しずつ抜けていくので、しばらく走ることができます。
自動車のタイヤの空気はパンクしていなくても少しずつ抜けていき、気が付かないうちにパンクしたまま走行していることがあります。
そのため、空気圧不足や劣化したタイヤの場合はバーストといって破裂してしまい、大変危険な状態になります。
特に、パンクしたまま走行すると、タイヤそのものをいためるだけでなく、運転するときの安定性も悪く最悪は事故につながります。
パンクしてしまったら
もしも自動車を走行中にパンクしたときは、状態にもよりますがまずは落ち着いてハンドルをしっかり持ってちょっとした広くて平らで安全なところに停止させます。
自動車には応急用のスペアタイヤと交換するためのジャッキと工具が装備されているので、これを使用します。
タイヤの交換は車種にもよりますが、基本的に取扱説明書に記されているようにジャッキをあててタイヤを浮かせて行います。
スペアタイヤはトラックなど普通のタイヤを使っている場合もありますが、たいていは応急用のタイヤを使っているので、交換をしたら早めにガソリンスタンドなどでパンク修理をしてもらいましょう。
応急用の対処なら
また、釘を踏んだ程度の場合は少しずつ空気が抜ける構造になっていることから、応急用として空気を充てんするものが売っています。
やり方は簡単で、タイヤの空気穴に差し込むだけです。
これは1回限りですが、ある程度タイヤの空気圧を維持することができます。しかし、あくまで応急用なので、最寄りのガソリンスタンドなどで点検してもらいましょう。
また、予防としては車を運転する前にタイヤの状態を目で見て確認し、空気圧が低いときは近くのガソリンスタンドなどで空気圧を調整し、また亀裂や異物が刺さっている場合は無理に抜かないでパンク修理してもらいましょう。
知らない間にパンクしたまま走行していると事故を起こす可能性が極めて高く大変危険なので、このように日ごろからの点検だけでもパンクを防ぐことに効果があります。
交通事故で困った時は
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