COLUMN車のトラブル解決コラム
雪道走行でスタック。タイヤが空転して動かない。脱出方法はどうしたらいいでしょう?
- 2015.06.06
- 運転中に注意すべきポイント
雪道走行では、雪にはまり込んでしまい、抜けられないこともあります。
実際に発生した際の逃げ方、回避方法などは慣れが無いと難しいかと思います。ただ、抜け出すことは可能で慌てることは決してありません。
とりあえず抜け出せます
一般的に埋もれてしまうことをスタックと言いますが、スタックとひと口にいっても、レベル的にはいろいろあります。
もっとも面倒なのは、やわらかい新雪に埋もれたときのことです。下地が柔らかい分グリップが確保できない状況です。
その場合は、とにかくゆっくりと車を動かして、タイヤ周辺の雪を踏むことで固めてしまうように足元を作り、脱出を図ります。準備よくスコップがあれば、周辺に積もった雪を取り除いた上で、踏み固めるように対応してください。
足元さえ出来てしまえば、グリップが逃げることはないので、脱出できるようになります。
脱出できない場合は
足元を作る理由は、グリップが確保できるからですが、あくまで相手は雪であるため、抵抗が低い状態になるのは止むを得ません。
その場合は、タイヤと雪の間に板、布などを挟み込み、足場を作った上で、脱出してみます。
後輪駆動車でよく対応するのは、後部座席、荷室に人が乗り込み、重量でグリップを高めて、脱出する方式もあります。
とにかく接地が必要
上記のような方法で何とかグリップ力を高める方法を取りますが、さらに豪雪地方は、効率よく対応するため、道路脇に砂箱が用意されています。
砂を駆動輪のタイヤ外周に撒くことで、接触面積が増えるため、結果タイヤとの設置条件がよくなりグリップ力が増加します。
別の方法では、都市圏の中では急場しのぎで有効ですが、タイヤの空気圧を下げることでわざとタイヤと路面の接地面積を増やすことでグリップ力を確保することも対応可能です。
場所によっては対応困難なケースもあり
雪にはまり込むだけでなく、新雪の下に積層した雪の塊があれば、車両自体の破損に繋がることと脱出することに非常に大きな費用が発生することになります。雪も固まれば相当な強度になるため、十分な注意が必要です。
どうしても動けない場合は、自力での脱出を諦め、他のクルマにけん引してもらう手段を考えるしかありません。
まわりに人がいない場合は、ロードサービスへ救援を求めるのが脱出への一番の近道です。
場所によっては対応困難なケースもあり
雪にはまり込むだけでなく、新雪の下に積層した雪の塊があれば、車両自体の破損に繋がることと脱出すことに非常に大きな費用が発生することになります。雪も固まれば相当な強度になるため、十分な注意が必要です。
どうしても動けなくなってしまった場合は、自力での脱出はさらに危険なため、他のクルマにけん引してもらうかロードサービスへの連絡手段を考えるしかありません。
他の車についても、状況によるので、難しいかもしれません。ロードサービスへの救援要請はまわりに人がいない場合は、応援でお手伝いできるようにさせていただきます。
交通事故で困った時は
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