ブレーキは違和感があったとしても、止まらなくなるのではと心配になりますよね。
特に異音は少し恐怖心に駆られると思います。
この音は特に問題はありませんが、早めのブレーキパッド交換を促す音なのです。
ブレーキパッドとは何？
ブレーキには、大きく2種類ありますが、いずれも回転するものに対して、当て板のようなものを挟み込むことで抵抗を生み出し、停止させます。
簡単には、自転車の前輪にあるブレーキのようなイメージでいていただければOKです。
自転車は車輪を直接ゴムパッドのようなもので停止させていますが、車は、タイヤの内側にブレーキディスクと呼ばれる円盤にブレーキパッドと言う抵抗が付いた板をディスクに挟み込んで、停止させています。
ブレーキパッドは減っていきます
ブレーキパッドは、ディスクに対して、挟み込んで停止させる構造なので、ディスクに対してパッドはすり減りやすい材質で出来ています。
そのため、ディスクはほぼ無交換で済むのに対して、パッド側は交換が必要となってきます。
パッドが減っている状態で使用するとディスクとの摩擦が減り、停止しないことになるほか、ディスクが熱を持ち、その他のパーツへの影響も出てきます。
ブレーキパッドの交換タイミングは？
減ると言うことはいずれ交換時期が来ることになりますが、その交換時期は使用状況によって変化していきます。
オイル等とは異なり、走行距離に依存することになりますが、ブレーキの使用頻度が多いと交換タイミングは早くなることが言えます。
もっとも分かりやすいのは、今回のテーマのキーキー音が発生するタイミングです。
キーキー音は警告音
このキーキー音は意図的に発生させています。ブレーキパッドは減っていくため、パットの高さはどんどん低くなります。
そのパッドが一定の高さに来るタイミングでパッドに取り付けられた金属板がブレーキディスクに当たり、金属同士が接触する音がキーキー音なのです。
キーキー音はすぐに壊れると言うことではなく、パッドの交換時期ですということをアナウンスしてくれる音なのです。
キーキー音が鳴らないことも
キーキー音が鳴らないケースもあります。
より止まる能力を高めたパッドを使う時はこの金属板が付いていないパッドもあります。
この場合は、タイヤを外すタイミング（ローテーション）等で高さを常に確認するか。ブレーキを作動させるフル―ドの量で確認します。
