COLUMN車のトラブル解決コラム

マフラーの穴、今すぐ修理した方が良いか?修理にかかる費用は?

マフラーに穴があくのは日常で車を使っているとあまり想像できないかもしれません。
しかし、凍結防止剤や融雪剤がマフラー外部の接合部分に付着したり、洗車した後に車を走らせなかったために内部に水が残ってしまいうことでサビが発生し、穴があいてしまうことは少なくありません。

騒音が出て来る事がある

マフラーに穴があいてしまっても、ある程度の大きさであれば走行することは可能ですが、排気の流れが乱れることによって排気音が大きくなり、騒音を引き起こしてしまいます。

また、穴があいている場所によっては、エンジンからの覇気ガスが触媒を通らなくなるため、有毒な排気ガスが車内に流れ込んだり周囲にまき散らされることで、車内にいる人や車の周囲にいる人の健康を危険にさらす可能性もあります。

穴の程度が小さいほど修理するのも簡単で安く済むので、見つけたらできるだけはなく修理するようにしましょう。

セルフで修理も可能です

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修理は、程度が小さいものであれば自分で行うこともできます
高温になる部分なので、耐熱パテやアルミテープで満遍なくふさぎ、耐熱スプレーで周囲の色に合わせて塗装します。

必要なアイテムは大手のカー用品店で3,000円程度揃えることができるので、最も安価で手軽な方法です。ただし、この方法は耐久性は期待できず、あまり長くはもたないため一時的な応急措置となります。

作業する際は、車体をジャッキアップする必要がありますが、車載工具のジャッキや市販の油圧ジャッキでは危険なので、行きつけのガソリンスタンドなどでリフトを借りて作業するようにしましょう。

マフラーに穴が開いた時の修理方法

穴がある程度大きい場合には溶接することとなります。
専門業者に依頼する場合には、修理費用は部位やマフラーの素材にもよりますが、1万円から3万円程度となります。

また、最近ではDIYの流行もあって、溶接の作業場をレンタルできるサービスもありますので、腕に自信がある方は、マフラーを取り外し、自分で溶接してみても良いでしょう。

溶接によって修理するのが困難である状態の場合には、マフラー自体を取り換えることとなります。小型・中型の普通車であれば、5万円から6万円程度で交換することもできますが、特別な素材を使っているスポーツ車などでは数十万円以上することも多いです。

マフラーの交換は溶接に比べると高くなりますが、マフラーが歪んでしまっている場合には、その修理のほうが交換よりも高くつく場合があるので、まずは見積もりを得ることが大切です。

交通事故で困った時は

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