COLUMN車のトラブル解決コラム
エンジンオイルが少ないと起こるトラブル
- 2016.03.15
- 車のメンテナンス
エンジンは、自動車を動かすために一分間で多ければ数千回転も動きます。
しかし、回転をするということは、金属同士がこすれあい、摩耗したり高熱で部品にダメージが及ぶことになります。
エンジンオイルの役割
そのようなことにならないよう、エンジンオイルは、エンジンを動かすための潤滑油として、ダメージを軽減させるのです。
また、エンジンオイルがなければ、他にもエンジンの温度を下げたり、シリンダーとピストンの隙間を無くして十分な燃焼が出来るようにしたりと、様々な役割を持っているのです。
そんなエンジンオイルが少ないとどうなるのかというと、当然の事ながらエンジンにトラブルが頻発することになります。
エンジンオイルが少ないと
まず、エンジンが上手く回らなくなり、正常に動くことが出来ません。
動いているとしても、回転がしにくい、燃焼が不十分といったことで、パワー不足になります。
そして、高い熱を下げることも出来ませんから、エンジンが焼きつき、止まってしまうのです。
あまりに状態がひどい場合には、修理工場にもっていっても、簡単整備で元通りにする事は難しく、エンジンを載せ替えすることが必要になるでしょう。
そのトラブルがエンジンだけで留まっているのであればよいのですが、例えばエンジンが限界を超えて壊れた時、発火する可能性もあります。
車両火災となれば、車全体、そして乗っている人に被害が及ぶかもしれませんから、たかがエンジンオイルと軽視するべきではないのです。
エンジンオイルが少ないとどうなるのかを理解するならば、メンテナンスをして必要な量が常にあるようにしておく努力をするべきです。
エンジンオイルの減少は走った距離、あるいは期間が多ければ、注意しなければなりません。
エンジンオイルの交換
一般的にエンジンオイルの交換は、走行距離が1万5,000km、走行期間が1年から2年程度で一度行うべきだとされています。
ただ、それは目安ですから、常日頃からエンジンオイルの量をチェックしておくことが、安全に自動車に乗るうえでは大切です。
ガソリンスタンドで量を調べてくれるところもありますが、高いエンジンオイルを売りつけるために、セールスをしてくることもあるので、本当に信用するべきかはよく注意することです。
自分の目で確認するためには、ボンネットを開けてオイルレベルゲージというアイテムを探して、計測することが確実です。
その際、体や服がエンジンオイルで汚れないように拭き取るための布などを用意しておきましょう。
交通事故で困った時は
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