COLUMN車のトラブル解決コラム
タイヤのひび割れを放っておくと危険な理由。交換時期の目安は?
- 2016.08.29
- 車のメンテナンス
自動車にとって重要なパーツであるタイヤは、自動車を構成している多くのパーツの中でも唯一地面に接しているパーツです。
自動車の重量を支える事はもちろんのこと、自動車の基本性能の走る、曲がる、止まるにおいてもとても重要な役割を担っているのがタイヤです。
タイヤの役割と重要性
タイヤには4大役割があり、車両の重量を支える力、駆動力、制動力を路面に伝える力、方向を維持する、もしくは方向を転換する力、衝撃をやわらげる力の4つの役割を担っています。
まず、車両の重量を支える力ですが、自動車自体の重量はもちろん、ドライバーや乗員、荷物などの重量を支える力の事です。次に、駆動力、制動力を伝える力です。
エンジンからの駆動力を路面に伝え、ブレーキによる制動力を速やかに、そして的確に路面に伝える力の事を指します。
次は方向の維持、転換する力です。
直進走行における直進性の維持、方向を変える力の事です。
最後に、路面からの衝撃を和らげる力です。
道路の路面状況は一見フラットに見えますが、実は凹凸面がたくさんあり、その凹凸面を走行する際に発生する衝撃を吸収しやわらげています。
このようにタイヤは4つの重要な役割を担っています。
タイヤ交換は時期を決めて行う
そして、タイヤ自体は消耗品であることからも定期的に交換が必要です。
特にタイヤはゴムで構成されている為、走行する事による走行熱による劣化、紫外線による劣化、油や水分などに劣化など、様々な外的環境によって劣化します。
劣化してくると、トレッド面やサイドウォールにて細かいひび割れが生じてきます。
それが生じてくると劣化し始めたと判断ができます。
そして、このひび割れを放置するととても危険です。
特にサイドウォールにおけるひび割れは危険で、サイドウォールはタイヤの中で一番屈曲する部分です。この屈曲する部分においてひび割れがあると、屈曲した際に一気に広がりバーストします。
また、高速道路においては高速回転をしているので屈曲率も高く、よりバーストしやすい環境となってしまいます。また、ひび割れの部分に大きな衝撃、例えば縁石にぶつけるなどをしていまった場合、裂けてバーストする場合もあるので危険な状態と言えます。
安心して自動車に乗る為に必要な事
その為、安心して走行する為にもひび割れが生じてきたら交換の時期とし、早めにタイヤ交換をすることをお勧めします。
一つの目安として製造してから3~4年経っていると交換目安ともいわれているので、定期的に状態をチェックする事で交換時期を知る事も出来るのでお勧めです。
交通事故で困った時は
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