COLUMN車のトラブル解決コラム
車検後にパーツ交換?本当に交換が必要なのかを検証!【自己管理も必要です】
- 2015.07.24
- 車のメンテナンス
昔から車検さえ受けておけば、問題なく乗れ、大きな整備含めて次の車検までは特にメンテなしでも問題なしと考えている方は意外に多いです。
おそらくは昔よく車検の際にいろいろ整備を加え、コストが割高になってでもまとめてメンテナンスしているという感覚があるからです。
しかしながら、最近は車検基準の緩和とコストの割高感の解消もあり、ディーラー車検でも必要以上の整備をしないことが増えています。そのため、意外にも車検関係なしに整備が必要なケースが増えてきています。
「たまにいる車検を受けたから大丈夫」これが危険!
たまに車の点検をする際に不具合点を指摘すると、この前車検を受けたから問題ないはずだと言われる方がまだまだいます。
車検を受けていたら大丈夫ではなく、最近は必要な箇所しか整備をしていないことから、車の状態は現物である程度自己管理をしていく必要が多くあります。
特に交換パーツでもバッテリー、ブレーキパッド、タイヤなどは、保安基準内であれば、そのままにしておく傾向が増えていますので、車検を受けていてもすぐに交換が必要になるケースが大半です。
車検での説明不足?
では、車検の際にユーザーに説明できていないかというとそうでもなく、点検記録簿等で整備記録は残っています。
先述の通り、最近は条件緩和やコスト低減もあり、必要以上の整備を推進するわけではなく、必要な個所とユーザーからの申告に基づく整備が大半です。車検の際の基準は、普通に走れる状態であれば、問題なく通るものです。
それと、交換部品、消耗品の基準は違うところがあるので、車検を受けたから大丈夫ということでもありません。
整備保証付きの車検
車検の際の整備では、12カ月点検のほかに交換部品が発生した際の整備の保証を設けている工場が増えてきています。
実際の整備保証としては、交換したパーツに関して、2年間は問題ありませんということを明示していますが、補足事項もあるので、よく読んでおくことが必要です。
それも車検を受けているから整備は問題なしと判断される要因に繋がりますが、実際は整備しか個所の保証しかないというケースが多いので、注意が必要です。
そうでないケースでも、その整備工場での追加整備や判断に基づくところがあるので、都度都度の確認は必要です。
自己管理は必要
車検は一大イベントのため、その際の整備やプロの判断で公道走行OKという判断が出ているので、その後はすぐにトラブルが出ることはないと思われますが、実際の車検の意味合いは、車のメンテナンスと違っている側面もありますので、車検の有無は関係なしに、車に起きる現象はよくよく管理が必要と言うことを頭に入れておいてください。
交通事故で困った時は
車のメンテナンスカテゴリの関連記事
-
- 2017.09.08
- 3705view
-
- 2017.09.07
- 2883view
-
- 2017.09.06
- 3087view
-
- 2017.09.05
- 2520view
-
- 2017.09.05
- 4677view
-
- 2017.05.09
- 3649view