COLUMN車のトラブル解決コラム
黄砂で車の塗装が傷む!洗うだけでは防げない黄砂トラブルについて
- 2015.07.05
- 車のメンテナンス
黄砂は、季節がら中国の砂漠から非常に遠くの日本まで砂嵐等で運ばれてくる非常に厄介なものです。
5月ぐらいから降り始めて、瞬く間に車が黄色くなってしまいます。非常に迷惑で厄介なものです。
この黄砂は降るだけでなく、車のボディーにつくと影響が無いわけではありません。特に雨が降ったりすると汚くなりますが、ボディーにも影響が出ます。
そもそも黄砂とは
黄砂は、中国内陸部の砂漠から運ばれる文字通り「砂」です。
砂と言うのは、シリカを主成分としたもので、カルシウムも含まれています。砂なので、大気中の水分を吸ってしまったり、その他の成分も吸着してしまう効果があり、実際に日本に降り注ぐ際は、砂だけでなく特殊な成分を含んでしまっているケースもあるようです。
日本では、全域に降り注いでしまうため、厄介な自然現象なっています。
車のボディーへの影響は
先述の通り、砂なので、ボディーそのものへの影響は軽微かと感じると思いますが、実際は大気中の水分や有害物質も吸着してしまい必ずしも砂の成分だけが出ているわけではありません。
特に直後に雨が降ると感想時にウォータースポットになるに従って、砂の成分も泥と化して、ボディーへのアタックをしてしまうため、後に塗装へのダメージに繋がってしまいます。
防止策
防止策とすれば、カーポートなどの屋内保管がベストですが、なかなかそうはいきません。出来るだけ早く、ボディーの黄砂を除去してあげることがベストです。
しかし、黄砂は微小で尚且つ砂ですのでたっぷりの水で洗い流さないと傷が付いてしまいます。
そのため、出来るだけ流水で時間をかけて洗い流してあげることが必要です。
むやみにスポンジなどで洗うと砂により研磨された形になってしまうので、おススメしませんし、磨き傷に繋がります。黄砂の粒子は、0.5ミクロンとも言われているため、ちょっとしたコンパウンドみたいなものです。
しっかりと流すことが必要です。
コーティングも併用見出し
防止策として、さらにコーティングをしておくと効果が増します。そのコーティングの表面に黄砂が付着しても塗装への影響は軽減できるため、ベストです。
しかしながら、黄砂が付着した状態のままだと折角のコーティングの膜の下に侵食してしまうので、被害が拡大します。
黄砂自体は、見た目にも汚く見えますが、実際にその砂自体も有害物に変質している可能性が高いので、そのこと踏まえて、洗車やコーティングの対策を講じておく必要があります。
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