COLUMN車のトラブル解決コラム
車のマフラーに穴が空いたいたら
- 2016.03.30
- 車のメンテナンス
車の後方部、下側から突きだしているパイプがマフラーです。
エンジン内で発生した排気ガスを社外へ排出する重要な部品であるため常にコンディションはチェックするべきなのですが、部品は長く使うと劣化・磨耗していきますから時には壊れてしまうことがあります。
ではここに穴が開いてしまった場合、その原因は何で、どう対処すれば良いのでしょうか。
マフラーに穴が開く原因って?
この原因としては主に錆による腐食、障害物の衝突の二つ、また長く使って劣化が進んでいた場合は振動による破損が発生することもあります。
特に多いのが錆による腐食ですが、これは排気管の内側に水滴が残ってしまうことが大本の原因となっています。
エンジンの中でガソリンが燃焼される際にはガソリン内の水素と空気中の酸素が化学反応を起こして水が出来るのですが、高温のエンジン部から排出されてマフラーを通過する際に冷却されて水になってしまうことがあるのです。
これが放置されると金属を腐食していき、最終的に壊してしまうわけです。
マフラーに穴が開いたらどうなるの?
では穴が開いてしまった場合にはどうなるのかというと、まず大きな変化となるのが排気音の変化です。
マフラーに穴が開くと本来であれば減少していた音が漏れてしまって大きな音を立ててしまいます。
そのため走行中にエンジン音があきらかにうるさくなったと感じたのであればまずマフラーを点検するべきでしょう。
またそこまで多いわけではありませんが、中には車の中に排気ガスが入ってきてしまうこともあります。
この場合車内で排気ガスの臭いがすることが多いため、もし排気ガスのにおいを感じた場合はすぐに修理工場に持っていくようにしてください。
修理をするにはどうすれば良いの?
さて、それでは実際に修理が必要となったという場合にはどうすれば良いのかというと、基本的にはマフラー自体の交換がベストです。
特に錆によって腐食されてしまった場合別の部分もかなり腐食が進んでいる可能性が高いですから、早めに交換をしても問題ないでしょう。
ただ障害物がぶつかってしまったなどの原因だったという場合には、穴を埋めるだけの応急処置でも対処できることがあります。
耐熱パテ、もしくはアルミテープで補修して上から耐熱スプレーを吹けば応急処置は完了ですが、これはあくまでも応急処置に過ぎませんからもしその後再び症状が出てきた場合にはしっかりとした修理を工場で行ってもらってください。
交通事故で困った時は
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