COLUMN車のトラブル解決コラム

車の振動でトラブルが分かる!普段とは違う振動は危険な予兆の予感が・・

通常、車を走行しているとロードノイズ含めていろいろな音、振動が感じられます。

ただ、あれ?という感じになる振動が感じられるタイミングがあります。その際は、車自体のトラブルの可能性が非常に高いです。

普段は感じないような振動や揺れが生じた場合、車両トラブルが発生している可能性が考えられます。しかも、走行中のため、早めに対処しておく必要があるトラブルの可能性があります。

振動を感じる場所

実際、走行時に発生する振動は不快を感じるものではないですが、不具合時の振動は違った感覚のものが大半です。

ステアリング、ペダル付近、シフトノブ、車体から比較的激しい振動が伝わるケースです。その為、不快を通り越して、不安を感じるため、それが特に気になるのです。

ステアリングは走行系

ステアリングより伝わる振動はタイヤと道路の間で発生する振動であれば、道路事情もあるので、気になりにくいですが、ステアリングの機構部分、タイヤ自体の問題があると、大きめの振動が継続的に続きます。

その場合は、ステアリング周辺異常、タイヤ自体の異常、ホイールの異常に分かれます。

タイヤからの振動は、ホイールバランスの問題が最も考えられます。ステアリングの振動だけでなく、大きくふらついたり、安定しない場合は、ステアリングラックやリンク部分の不具合が考えられます。

ペダルはエンジン、駆動系

アクセルペダルから伝わる振動は、エンジン系や駆動系に起因します。

ブレーキの場合は、片効きや油圧系の不具合の可能性が高いです。

エンジン系は、スロットル部分の問題やミッション系の不具合を発生していることが考えられます。
軽微であれば点火系かもしれませんが、いずれにせよ専門家に見てもらう必要があります。

ミッション系は、メンテナンスで軽減する可能性もありますが、いずれにしても点検が必要です。

ブレーキペダルは安全面で非常に危険な可能性があるので、早急な対応が必要です。

振動は、パッド、ディスクの波打ちなどでも発生しますが、機構的にうまく動作していない状況なので、いずれにしてもパーツ交換や調整が必要です。

ブレーキフルード量でも予見はできますが、早めに点検が必要です。

ボディー全体は難しい

ボディーに振動が伝わる場合は、エンジン、ブレーキ、ステアリング、タイヤなどすべての振動を拾い上げてしまうので、判断が難しいところではあります。

しかしながら、その点においては一つ一つを点検していき、特定させるしかないので、最後に残った要因が結論とするしかありません。

ボディー自体が歪んでいればボディーの要素もありますが、なかなかケースとしてはありません。

交通事故で困った時は

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