COLUMN車のトラブル解決コラム
テールランプの電球がかなり短期間で切れてしまいます。原因は球切れ?
- 2016.03.09
- 車のメンテナンス
テールランプが切れているということで、交換してもらったのですが、またしばらくして、切れている状況が多発している情報は比較的よく聞く話で、特定の車種で特に多く聞きます。
この場合は電球が原因ではなく、アース不良に起因したトラブルです。
よくあるのは、電球の交換中にブレーキを踏むと点灯したことで予測ができます。
なぜ電球が切れるのか、おさらい
電球は、家庭用でもそうですが偶発的に切れてしまいます、単純にフィラメントが切れてしまうので、不点灯になってしまうのです。
その切れるタイミングは、一定の使用状況下でも違いが発生するため、単純に寿命が予測できるものでもないことがほとんどです。フィラメントは使用していると酸化し、とともに切れてしまうので、止むを得ないものです。
実は切れていないとなると
自動車への使用ということで、どちらかというと家庭用よりも使用環境はよくないため、防水対策や振動対策などで電球自体も異なる構造となっていますが、その電球に不良が発生していないとなると、どこに原因があるのかと考えた際に、疑わしいところは、電球の配線やソケットとなります。
配線やソケットの対策
先述の通り、自動車という特性上、さまざまな環境下となることが考えられます。
配線であれば、断線や錆、ソケットであれば、錆での接点不良となります。
特に多いのは錆の原因ということにはなります。配線であれば、どちらかというと不点灯になれば、いつまでも続くことが多いため、点灯、不点灯が繰り返される状況では原因としてはあまり考えにくいと言えます。
対策としては
ソケットであれば、内部結露等が原因での接点の錆が多いので、接点を磨くだけで改善します。その状態で、再セットすれば、対応完了となりますが、磨くことでより大気との接触面積が増えるので、定期的に磨く必要が発生する可能性が高いです。
配線であれば、マイナスアースの端子での導通不良です。電気はプラスマイナスで正しく電気が流れないと、不点灯になります。そのため、マイナス側での導通不良があれば、電気は流れないことになります。
特にテールの場合は、バンパー下など比較的水が付着しやすい場所にあるケースが多いので、錆のリスクが増えます。この場合は、端子の打ち替えとマイナスアースの場所を変更するなどが効果的です。
ただし、電球交換以外はなかなか個人では対応に時間がかかるため、不具合内容を説明すれば、ディーラーも無料対応してくれますので、点検に出すことが早い解決策です。
交通事故で困った時は
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