COLUMN車のトラブル解決コラム

けん引ロープが必要となるケースはありますか?トラブル時に必要と言われたのですが

けん引ロープを非常用として購入するかとても判断が難しいものですが、あって損ではありません。

特にスキーやスノーボードと言った雪山を走られる場合には、スタックをする可能性が非常に高いためです。けん引ロープがあれば、スタックした際に引き上げてもらえる可能性が高く、トラブルのリカバリーが容易です。

ここでは、そのようなけん引ロープに関して、使い方、必要性などを解説します。

けん引ロープって必要

その昔、ロードサービスがそれほど多く普及していなかったときは、一般道でもけん引されている車を多く見かけました。

今は、さまざまなロードサービス会社が一定料金で無料などの保険のオプションもあり、ロードサービス会社の活躍の場が増えています。その中であえてけん引ロープを購入する必要性はないのかと考えると、あって損ではないということが言えます。

雪道には必須

雪道を走行した際には、かなりの頻度でスリップから路肩にスタックしているシーンを見かけます。

特にスキー場付近では走行になれないドライバーなどがスタックするケースが多いですが、その際にもっとも役立つアイテムがけん引ロープです。これさえあれば、後続のドライバーの支援が得られ、容易に脱出できる可能性が高くなります。救援車がSUV等であれば、直のことラッキーと言えます。

けん引ロープはどのように使う

では、ロープはどのように使用するものなのでしょか。まずは、ロープをつなぐフックの位置を確認しましょう。

昔の車両は、車の下側にU字のフックが付いていましたが、最近の車種では見かけなくなりました。その代わりに前後バンパーの一部に切り欠いた場所があることが分かりますが、その個所を開けるとボルト穴が確認できます。

その部分にスペアタイヤや車載工具の付近に穴のついたボルトが入っているはずですが、それを固定して、フックとして使用する形になります。

引っ張る際には

フックが出来れば、後はロープを接続するだけとなりますが、ロープは勢いよく引っ張る場合もあれば、徐々に引っ張る場合もありますが、専用のロープであれば、破断荷重が非常に高いため、概ね心配はないと言えますが、フックが正しく付いていないと車両側に与えるダメージが大きくなるので、注意が必要です。

けん引していただく場合は、ドライバーも乗車しておかないといけません。その際、スタックの場合は車が動く状態ですが、車のトラブルでのけん引であれば、ブレーキやステアリングも正しく動きませんので、よほどの注意が必要です。

交通事故で困った時は

車のメンテナンスカテゴリの関連記事