COLUMN車のトラブル解決コラム
ユーザー車検や車検後に車に不具合発生?整備点検で異常が無かったのに
- 2015.11.11
- 車検について
以前から車検の規制が緩和されてユーザー車検やガソリンスタンドでの車検代行が増えてきました。
ただし、費用は確かに低減されていますが、車検後や車検時のトラブルは、増えている傾向があります。
最近は、車自体に費用をかけにくいため、安い方に流れていく傾向がありますが、ちゃんとした知識なく、車検を簡素化すると後で故障等の可能性も否定できません。
ここでは、お手軽にでもちゃんと車検と付き合える方法をまとめていきます。
なぜ、ユーザー車検や格安車検が?
車検と言えば、以前はディーラーや地場の整備工場の独壇場で、車にとっても2年に1度のビッグイベントであると言う認識が強く、整備や点検を重点的に行う傾向がありました。
ただ、車検は最低限度の機能性が確認できれば基本的に通過するものであるが故に過剰整備であるという話が盛り上がり、車検の規制も緩和されたことから、自ら陸運局に持ち込んで検査を受けるユーザー車検、その持ち込みを代行する格安車検が生まれました。
どうしてユーザー車検や格安車検が安いのか?
ユーザー車検は、ユーザーが自ら陸運局に持ち込むため、検査を受けるために必要な法定、保険費用のみが発生し、業者マージンが無い、格安車検は、代行費用を安く抑えるため、ディーラーや地場の整備工場よりも安いと言ったことが言えます。
その代わり、ユーザーや代行業者が対応できるレベルの点検と整備しかできないので、本当に最低限のことしかしません。
車検を通過したがすぐ故障、点検では問題なかったのに・・
最近増えてきたトラブルは車検を通した直後に故障するといった点です。
先述の通り代行費用のみ、整備個所が少ないことにより、ディーラーや地場の整備工場では対応する分解整備や整備報告が少なくなります。
ブレーキなどの保安部品は認証工場でないと交換できないし、ユーザー自身での交換もそれなりの知識が無いと対応できないと言ったこともあります。
故障個所は概ね車検では問われない個所で、仮に不都合があっても車検は通過してしまうのです。
普段何も見ないのであれば、ユーザー車検や格安車検は利用しない
正直車に興味が無い、整備も普段からあまりしないということであれば、ユーザー車検や格安車検は利用しないことをおススメします。どうしても自己管理になるため、急なトラブルにも対処できるユーザーでないと後々トラブルになりやすいです。
最近は、ガソリンスタンドでも代行ではなく、認証工場を取得し、整備が出来るようにするとか早期予約でのキャッシュバックを売りにした車検専門業者などが増えています。
費用を抑えたいのであれば、そのような業者への依頼がベストです。
交通事故で困った時は
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