COLUMN車のトラブル解決コラム
エアコンが効かない!そんな時にチェックするポイント5つ
- 2016.05.21
- よくあるトラブル集
効かない時には自分でチェックできる
暑い夏、エアコンが効かないと、ぞーっとしますよね。
また、利いたとしても、わずかだったりして、音はしていても「最近、壊れているんじゃないのか」と思ったりします。
そんなときは、すぐにチェックできる5つのポイントがあります。
故障でない場合
①至極、当たり前ですが、スイッチが入っているかどうか見てください。
スイッチが入っておらず、ランプなどがついていない場合は、エアコンは効かないばかりか、うんともすんとも言いません。
毎日エアコンをかけっばなしにしている夏場に多いのですが、何かの拍子にスイッチ類をあれこれ押して、次回の時にはそのことをすっかりと忘れていてエアコンのせいにしている人もいます。
暑い夏に特に多いです。
スイッチが確実にオンになっているかを見てください。
②たまに、車が止まったときなどに、エンジン音と共にエアコンが反応しなくなる場合もあります。
そのときは、アイドリングストップ機能が働いている場合があります。
アイドリングストップとは、アイドリング状態になると、エンジンが切れる仕組みですそのような時は、エアコンも止まりますので、アイドリングストップ機能を切るとエンジンと共に動き出し涼しくなります。
故障の場合
③次に故障の場合です。
上記の二つのチェックもしたのに、ファンのザーッという音すらもしない場合はファンが壊れている場合があります。
エアコンは本来奥のコンプレッサーで冷やされた空気が吹き出し口から出てくるために、車内が冷えるのですが、ファンが壊れていると車内に冷たい空気を運ぶことかできません。
音がしないのでわかります。
④さらに、コンプレッサーが壊れている場合です。
この場合は、ファンが回っているためにザーッという音はしますが、冷えません。
その場合はボンネットを開けて、エンジンルームをみます。
そして、エンジンにプーリーでつながっているコンプレッサーがエアコンのオンオフと共に動くかどうかを見ればよいです。
動かなければ故障です。
最後にガス漏れの場合です
⑤スイッチが入った状態でコンプレッサーもファンも音がして作動しているのに、なぜか、生ぬるい。
このような状態は触媒となるガスが減っているか、漏れてなくなっている状態です。
ガス漏れはガソリンスタンドで無料で点検してもらえるところがあります。
そこで見てもらうとよいです。
特に、触媒のガスは、古い車になると時間が経つごとに少しずつ抜けてきます。
その場合はガスを継ぎ足して使うことが一番安いです。
しかし、ガス管のどこかに大きな穴が開いている場合は、そこを修理してふさぐことが大切です。
その場合はガスを補充してもすぐなくなるのでわかります。
このような順番でチェックすると良いです。
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