COLUMN車のトラブル解決コラム
車のエアコンがカビ臭い時、すぐにできる対処法と臭いの元をたつ方法
- 2016.08.27
- よくあるトラブル集
長く車を使っていると、いつの間にかエアコンがカビ臭いことがあります。
自分のものだと意外と気づかないものですが、他人の車に乗った時にそう感じることがよくあります。
自動車のエアコンの気になるニオイ
車のエアコンがカビ臭いとき、どんな原因があるのでしょうか。
それは湿気による雑菌の繁殖ですが、これは家庭用でも環境によってはあり得ることです。
また、車の下から水滴が垂れてきます。
これはエパポレーターという空気を冷やす部分によって温度を下げる構造になっており、外気との温度差によって生じた水分が流れ落ちたためです。
水は温度が高いほど気化する量が多く、逆に温度が低いと気化したものが液化して流れ落ちてくるのです。
カビが原因の場合
カビは適度な温度と湿度により発生しやすく、エアコンの空気が通るところなどに繁殖します。毎日運転してエアコンを使っているようであれば、常に空気が流れている状態なので臭うことはほとんどあまりありませんが、ほとんど乗らずかつエアコンも使わない場合だと空気が流れないため、雑菌が繁殖しカビが発生しカビ臭い状態になってしまいうことがよくあります。
これは臭いだけではなく、目に見えない雑菌が流れてきて室内に充満し、胞子を吸い込むことによって気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎など、さまざまな症状が起きてしまうことがあります。
特に、梅雨の時期はただでさえ湿度が高い時期なので、カビは発生しやすくこういった症状が起きやすくなってきます。
これを防止するには、まずは湿気を飛ばすことが大事です。
車を使い終わる時は、窓を全開にして暖房の温度を一番高くして約10分ほどフル回転して湿気をとばします。湿気は温度が高いほど乾燥しやすくなるので、ここで一気に飛ばしてしまうということです。
これだけでもカビ臭いを防止できます。
忙しくて時間がないときは、数分やるだけでも結構効果がでてきます。
また、窓を少しだけ開けるというのも換気する意味では良いですが、車上荒らしや盗難の原因になるのでこれはあまりお勧めできません。
こういうときは、車のそばにいるときなどに限定します。
消臭スプレーを利用する
そのほかには、消臭スプレーも効果的で、送風口にノズルを突っ込んでスプレーすれば消臭効果が出ます。
車のエアコンも家庭用と同じようにフィルターが付いており、このフィルターにも結構カビが付いていることがあります。
家庭用に比べるとフィルターの交換が少し手間がかかりますが、これを交換するだけでも臭いの対策になりますし、風の通りも良くなります。
このように、ちょっとした気遣いだけでカビ臭いのを防止できます。
交通事故で困った時は
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