COLUMN車のトラブル解決コラム
車のキーの電池がなくなった?普段からやっておきたいメンテナンスと万が一の対処法
- 2016.06.11
- よくあるトラブル集
最近は車のキーは鍵でドアを開けたり鍵でセルを回すのではなく、携帯しているだけでドアロックが開け閉めでき、キーを使わなくてもエンジンがスタートできる電子キーが主流になっています。
荷物を持っている時や暗い時に大変便利です。
しかし電子キーは電池で作動しているものです。
テレビのリモコンのように頻繁に入れ替えるものではありませんが、切れた場合には無反応になり、ドアを開ける事もエンジンを始動する事もできなくなってしまいます。
電子キーの急な電池切れの場合はどうすれば良いのでしょうか。
ドアを開ける為に
キーレス仕様の自動車でもドアにカギ穴がある事を意識していない人も多いと思われます。
実は車のキーの電池切れの際に物理的な鍵で開けることが可能なように鍵穴が付いているのです。
この鍵穴に使用する鍵をスペアキーとして持ち歩く必要はありません。
自動車の説明書を読まない人は知らない事が多いようですが、この金属の物理キーは電子キーの中に内蔵されています。
車のキーの裏に小さな爪のようなものがありますので、それをスライドさせて引き抜くと金属の鍵が現れます。
この鍵を鍵穴に差し込んでドアを開錠すれば良いのです。
エンジンを始動させるために
通常は車のキーを携帯しているだけでスタートスイッチを押せばエンジンが始動するはずです。
しかし注意しなければいけない事は、こうした電子キーを使った自動車の多くに盗難防止装置が装備されている事でしょう。
盗難防止装置は電子キーを使わずにドアを開けるとアラーム音が鳴ると言うものです。
物理キーで開けた場合は自分の自動車であってもアラームが鳴ってしまうという事になります。
アラームを止めるためにはエンジンを始動させなければなりません。
スタートスイッチでのエンジン始動は通常は電子キーの認証を感知して作動します。
電子キーが無効になっている場合でも僅かな電波は残っていますのでスタートスイッチに電子キーを染色させてスイッチを押せばほとんどの場合は認識されてエンジン始動ができるはずです。
また鍵穴に鍵を差し込んでエンジンを始動するためのシリンダーが付いている場合はドアを開けた物理キーでセルを回してエンジンを始動させる事ができます。
普段からメンテナンスをしておく
せっかく便利な電子キーですが、こうしたトラブルは大変に面倒です。
場合によっては乗車中にエンジンを止めた際に電池切れとなって中に閉じ込められてエンジンも始動できなくなるというケースもあります。
通常、電子キーの電池寿命は1年から2年と言われていますが、毎年定期的に交換するのが望ましいでしょう。
交通事故で困った時は
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