COLUMN車のトラブル解決コラム

新車のはずなのになぜ!もしも納車時にキズがあった時の対処法

新車を購入し、いよいよ納車という段階でその車に傷がついていると、なんとも腹立たしい気持ちになります。

こうした納車段階で傷があった場合、私たちは自動車販売店、ディーラーに対し、どのような態度、対応を取るべきなのでしょうか。

そもそも新車なのになぜ傷はできるのか

新車で傷がつくということは、誰かが不用意にぶつけたり、扱いが悪かったりしているのではないかと思いがちです。
実際に新車にぶつけてしまい、傷となったケースもありますが、当然ながらこの場合は納車日をずらしてもらい、修理することになり、それはあちらが負担してくれます。

通常、新車は工場で出来た後、モータープールと呼ばれるところで保管されます。

たいていの場合は屋外、そして移動しやすいように幹線道路や高速道路の近くにあり、そこの環境次第ではホコリをやたら被ったり、別の車の鉄粉が飛来し、それがキズとなることもあります
そうならないためにカバーをつけている場合もありますが、それでも不完全なことが多く、モータープール内での移動の最中や洗車の最中にキズをつけてしまうこともあります。

傷を理由に値引きはできるのか

新車にキズがつき、だったら新車の代金を値引きしろという人がいますが、こうしたことを理由に値引きできたケースはほとんど存在しません。
中にはキャンセルを要求する人も少なくないのですが、キズさえ治せば普通に乗れる状態のため、あまりに神経質になるのもよくありません。
過度に要求し過ぎるとトラブルの原因となるだけでなく、最初に要求した側も引くに引けない状態となりがちです

車両交換も同様で、なかなかうまくはいきません。
納車後にキズを見つけた場合もトラブルの原因となります。

必ず、納車の段階で車両の確認はするようにしましょう。
特にドアのあたりはキズが残っている場合があるため、注意が必要です。

新車が展示車だとキズも当然ついている

自動車ディーラーによっては展示車を新車として納車するケースがあります。
展示車はそこに来たお客さんが乗ってみたり、冷やかしで乗るだけ乗ってみたりという人もいるため、当然ながら工場から納車される車よりもキズがつきます。

購入する人によっては、展示車はやめてくださいと念を押す人がいますが、そんなことはないだろうと思っていると展示車を回されることも少なくありません。
展示車が回されないよう、展示車を拒否するようにするとこうしたことは回避できます

キズがついていた場合、最初に展示車かどうかを疑うようにしましょう。

交通事故で困った時は

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