COLUMN車のトラブル解決コラム

車に振動感じる原因はコレ!!ガタガタ音が聞こえたら疑うべきポイント3つ

車を運転中に、いつもではない振動を感じた場合には、どこかでトラブルを起こしている可能性があります。
振動を起こしている原因にはいくつかあり、特に多いのがエンジンやタイヤ部分でのトラブルです。

これらのトラブルや異常では、発生箇所により症状の現れ方なども微妙に異なってくるため、それらの違いを知っておくことで素早い対応が可能となります。
ここでは、車で起こる振動の原因を細かく見てきましょう。

操作系からくる振動トラブル

体感できるほどの揺れを感じる原因としては、シフトレバーやステアリング、アクセル・ブレーキなどからくる操作系トラブルと、ボディ全体で感じるトラブルの2つに大きく分類できます。

例えば、ステアリングの揺れが高速道路などの一定速度域内で発生した場合には、ホイールのバランスやサスペンションに何らかの不良があると考えられます。
また、カーブなどでステアリングを切る間にコツンと叩くような手応えを感じだ時には、アライメント不良によりイヤが偏って摩擦を起こしている可能性が考えられます。

ペダル操作で揺れを感じる場合では、アクセルペダルで発生した時にはエンジンやトランスミッションで何らかのトラブルが起こっており、ブレーキペダルではブレーキシステムやタイヤとシャフトの接続部分で異常が起こっていることが多く、その場合には非常に危険なため早急な対処が必要です

エンジンの異常やボディ全体からくる振動トラブル

車の揺れには操作系からくるトラブルの他に、エンジンやボディ全体から生じるものもあります。

エンジンからくる異常では、エンジンオイルの減少やオイル粘度の低下・劣化、オイルポンプの異常、フィルター詰まり、ゴムパッキンの劣化によるエンジンオイルの漏れなど、他にも様々な以上によって引き起こされます。

ボディ全体からくる揺れでは、ホイールアライメントやタイヤの空気圧不足などから引き起こされることが多いです。
Jホイールキャンバーやキャスター、トーインなどの不具合が生じると、車のバランスが悪くなりタイヤに偏った擦り減りなどが生じ、揺れとなって現れます。

また、タイヤの一部分にフラットスポットが生じると、動き出す際にガタガタと揺れを感じることがあり、そのまま走行を続けると、空気不足で高速走行することでたわみが発生してバーストする、スタンディングウェーブ現象を引き起こす可能性もあり危険です

車に振動が起きた際の対処法

体感できるほどの揺れを感じた際の対処法では、ステアリングでは高速道路などを走行する前には、必ず空気圧の点検とタイヤやホイールに欠損部分が無いか確認します。

操作系やエンジン、アライメント部分においては、整備工場での点検と修理を行うことが大切です

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