COLUMN車のトラブル解決コラム
スマートエントリーって何?車を買う前に知っておきたいスマートキー
- 2016.05.29
- よくあるトラブル集
車の機能も開発技術が進むにつれて、とても便利なものになってきています。
カギの施錠においても、従来は鍵穴にキーを差し込まないと施錠ができなかったものが、コンパクトなリモコンのボタン一つでカギの開け閉めが可能となりました。
このリモコン操作は「キーレスエントリー」と呼ばれ、両手に荷物を持っている場合や離れた場所からでも操作でき非常に快適となりました。
最近では、便利なキーレスエントリーがさらにパワーアップし、「スマートエントリー」となって標準装備される世になっています。
スマートエントリーの特徴や仕組みについて、キーレスエントリーとどのように異なるのか比較してみましょう。
スマートエントリーの特徴とは?
スマートエントリーとはキーレスエントリーの進化版とも呼べるもので、キーレスエントリーはリモコンキーのボタンを押すことで車のカギの開け閉めが可能となりますが、このスマートキーは、リモコンキーのボタンを押さなくてもポケットやバッグに入れておくだけで、一定距離まで近づくと自動で車のカギが開き、一定距離を過ぎると自動でカギが閉まります。
またドアノブに触れるだけでもロックが解除されるので、いちいちカギを出す必要がありません。
更にこのキーの凄いところが、カギの開閉以外にもエンジンの始動もキーを持っているだけで行えてしまうところです。
今までのように、カギを差し込んでエンジンをかけるという当たり前のことを行わなくて良いので、最初は戸惑う方もいますが慣れてくると大変便利です。
スマートエントリーの仕組みとは?
リモコンキーを携帯しているだけで、カギの開閉が可能なスマートキーの仕組みはどうなっているのかと言うと、このキーにはRF信号と呼ばれる微弱な電波を発信する装置と、その電波を受信するための装置が組み込まれており、発信機がカギの役割を果たしているのです。
車内に搭載されている受信機が携帯キーに組み込まれているRF信号をキャッチすることにより、ドアのロックのが解除されたり、エンジンをかけたりするの仕組みとなっています。
電波での認証となるので、洋服などの布地も通過することができるためポケットやバッグに入れたままでも反応します。
高級車になると、エンジンを始動させた際に最適なポジションで運転が行えるよう、自動設定してくれるものもあります。
スマートキーならではのトラブルもあり
今までの常識を覆す便利さを兼ね備えたスマートエントリーですが、それ故トラブルも多少なりとも存在します。
例えば、携帯キーも持っているのに反応しない、認識違いによるキーの閉じ込み、電波障害、スマートキーの紛失などです。
このキーの仕組みは微弱電波を利用するものであるため、電波が上手く届かない場所や電波障害、またキーの電池切れなどがあると上手く反応しないことがあります。
このような場合には、受信機が上手く認識できず誤作動を起こしてしまいます。
交通事故で困った時は
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