COLUMN車のトラブル解決コラム
飛び石によるフロントガラスのキズ。ガラスの石による傷は修理できるか?
- 2016.10.22
- よくあるトラブル集
自動車を運転中にピシッと音がしてフロントガラスを見た時に傷が入っていた経験のあるドライバーは多い事でしょう。
原因は自車の前方を走る車のタイヤによってはじき出した小さな石がフロントガラスに当たってしまったからです。
特に多いのが高速道路を走っている際に発生しやすいです。
自車含み他社も高速で走行している為、はじき出した石のスピードもさることながら自車のスピードも合わさって発生する事が多いです。
ガラスに傷があると車検が通らない
そして、ガラスに傷が付いた状態では車検を通す事が出来ません。
車検の判断基準として検査員による視界が確保出来ているかが問題となります。
そして、傷により視界の妨げになっている場合は車検を通す事が出来なくなるという事です。
その為、傷が入った場合は早急な修理がポイントとなります。
飛び石によりヒビが入り、そのままの状態で放置してしまうと、ヒビが入った箇所から走行風による圧力や自動車からの振動、日中の温度差によって傷が広がる場合がある為です。
そのようにならない為にも、ガラスの修理が必要となります。
修理方法 〜リペア
修理方法は2種類あります。
一つ目はリペアと呼ばれるガラスの傷、ヒビを特殊な樹脂用剤にて埋める方法です。
ヒビの入った箇所の空気を抜き、そこに樹脂用剤を入れ硬化させます。
この方法は小さなヒビ、キズであれば短時間で修理が出来る為、安価に施工が出来るのがメリットです。
デメリットはリペアを行った箇所に再度リペアをする事が出来ない点と修理の跡が残る点、そしてヒビが大きく広がっていたり蜘蛛の巣のようにヒビがあるとリペアが出来ないという点です。
このような状態であると、もう一つの方法であるガラス交換となります。
修理方法 〜ガラス交換
この方法は既存のものを綺麗に取り除き、新しいガラスを取り付ける方法です。
メリットは元の状態に戻せることです。
デメリットは丸ごと交換ですので、リペアに比べると費用がかかることです。
また、丸ごとですので時間がかかるのもデメリットです。
しかし、昨今では中古や社外品などの設定もある為、純正品だけではなく様々な選択肢の中から選ぶ事が出来るので、丸ごと交換でも比較的に安価にて修理できる場合もあります。
この点については、車種によって異なりますので専門店へ相談することをお勧めします。
総じて、ガラスにキズ、ヒビが入った場合はリペアもしくは交換にて修理する事が可能です。
そして、どのような方法で修理するかは専門店に相談し状態に合わせた修理をする事が大切です。
交通事故で困った時は
よくあるトラブル集カテゴリの関連記事
-
- 2017.09.08
- 3843view
-
- 2017.09.07
- 2980view
-
- 2017.09.06
- 3196view
-
- 2017.09.05
- 2609view
-
- 2017.09.05
- 4809view
-
- 2017.05.09
- 3735view