COLUMN車のトラブル解決コラム

車をメルカリで購入!?~購入時の手続き方法・必要書類は?~

メルカリで車の購入を検討しているあなた!
メルカリで、車を購入する際の方法や、
自宅に車が届くまでに行う手順や手続きを知っていますか?
メルカリなどのネット個人間で車を取引する場合は、名義変更などの手続きが伴います。
是非、これからメルカリで車購入を考えている方は参考にしてみてください。

メルカリで車を購入したい!まずどうする?

1.メルカリの会員登録はお済みですか?

【登録する内容】
・ユーザーネーム
・メールアドレス
・パスワード

・名前(必須)
・住所(必須)
・クレジットカード情報(必須)
→クレジットカードの登録に関して必須とありますが、そのまま左上にあるメルカリのロゴを押すとクレジットカードの入力をしなくても、会員登録が可能です

2.買いたい車を探しましょう

【検索で表示される内容】
検索一覧の画面では、写真1枚とタイトル、価格しか見れません。
気になる車がある時は詳細までしっかり確認しましょう。

【チェックポイント】
・出品者の評価
・商品の状態
・配送料の負担
・発送元地域

フリマアプリのため、出品者の顔を見て話すことはできません。
そのため、出品者評価や実際のコメントに対する対応などを確認し、この出品者からなら取引もしっかり行ってくれる!そんな出品者と取引を行うと不安なく取引を行えます。
また、商品が手元に届いたときに「写真と違った」とならないようにしっかりと確認を
しましょう!
→PC画面上とスマートフォンの画面上では見え方(色や柄)が違う時もあるので注意が必要です。

3.商品購入の細かいチェックポイント

【細かいチェックポイント】
・傷のある部分
・年式・グレード
・事故・修復歴
・走行距離
・車検の有無・年数
・オプション など
また、見てみたい部分や聞いてみたい事がある場合は遠慮せず質問をしましょう!
出品者次第ですが上記の項目の表記がない場合もあります。

4.購入方法を選びましょう

【支払い方法】
・コンビニ決済
・クレジットカード払い(分割 2~24払い可能)
・各種ケータイ会社支払プラン
・ATM払い
・ポイント、クーポン、売上金使用
・メルカリ月イチ払い
→メルカリで1ヶ月に買い物した金額をまとめて1回の支払いにするもの

購入手続きをしたら、誰が名義変更を行うのか決めましょう!


フリマサイトなどの個人取引で車を購入した場合、
必ず車の名義変更を行わなければトラブルに繋がりかねません。

【名義変更を行わないとどうなるの?】
・自動車税納付書が出品者の元に届いてしまう
→自動車税を滞納すると、車検、廃車、譲渡ができなくなる
・交通事故や交通違反を起こした場合の通告、慰謝料・違反金の支払い請求が
出品者のもとに送付されてしまう
・自動車任意保険の加入が制限されてしまう
トラブルを防ぐためにも、名義変更は必ず行いましょう!
【名義変更の種類】

購入者が名義変更を行う

→出品者から必要書類を受取り手続きを行う

出品者が名義変更を行う

→出品者に購入者から書類を送らなければならない

業者や他の人に名義変更を依頼する

→出品者、購入者の必要書類を依頼する人に渡す
→実印をおした委任状、印鑑証明または住民票が必要となる(発行から2ヶ月以内)

名義変更の種類別必要書類って?



購入者が名義変更を行う場合

【出品者に用意してもらう書類】

取得方法 費用
印鑑証明書※1
 市・区役所、
コンビニで発行可能
市・区役所 1通300円
コンビニ※6  1通200円
譲渡証明書※2
 ネットで取得可能  なし
委任状※2
 ネットで取得可能  なし
車検証※3
 ダッシュボードの中  なし
自賠責保険証明書※4
  ダッシュボードの中  なし
自動車税納税証明書
 車税支払後自宅に発送  なし
自動車リサイクル券※5
  ダッシュボードの中  なし

◯自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、自動車リサイクル券は車検や廃車時に
必要となるため、必ずもらうようにしましょう。

【自分で用意する書類】
取得方法 費用
印鑑証明書※1
 市・区役所、コンビニで発行可能 市・区役所 1通300円
コンビニ※6  1通200円
車庫証明書※7
 管轄の警察署に申請が必要となる  2100円程度
(交付時手数料500円程度)

※1 発行から3ヶ月以内のものに限る
※2 実印の押印があるもの
※3 車検が切れていないこと
※4 自動車損害賠償保険証明書と言う場合もある
※5 預託証明書という場合もある
※6 発行の際に・利用者証明用電子証明書が格納された「マイナンバーカード(個人用)」
・証明書交付サービスの利用登録をした「住民基本台帳カード(住基カード)」が必要となる。
※7 発行日より1ヶ月以内のものに限る

書類が揃ったら、運輸支局へ行こう!

出品者が名義変更を行う場合

【出品者に郵送する書類】
取得方法 費用
印鑑証明書※1
 市・区役所、
コンビニで発行可能
市・区役所 1通300円
コンビニ※6  1通200円
車庫証明書※7
 管轄の警察署で申請が必要となる  2100円程度
(交付時手数料500円程度)
委任状※2
 ネットで取得可能  なし

業者や他の人が名義変更を行う場合

【出品者に用意してもらう書類】
取得方法 費用
印鑑証明書※1
 市・区役所、
コンビニで発行可能
市・区役所 1通300円
コンビニ※6  1通200円
譲渡証明書※2
 ネットで取得可能  なし
委任状※2
 ネットで取得可能  なし
車検証※3
 ダッシュボードの中  なし
自賠責保険証明書※4
  ダッシュボードの中  なし
自動車税納税証明書
 車税支払後自宅に発送  なし
自動車リサイクル券※5
  ダッシュボードの中  なし
【自分で用意する書類】
取得方法 費用
印鑑証明書※1
 市・区役所、
コンビニで発行可能
市・区役所 1通300円
コンビニ※6  1通200円
車庫証明書※7
 管轄の警察署で申請が必要となる  2100円程度
(交付時手数料500円程度)
委任状※2
 ネットで取得可能  なし

※1 発行から3ヶ月以内のものに限る
※2 実印の押印があるもの
※3 車検が切れていないこと
※4 自動車損害賠償保険証明書と言う場合もある
※5 預託証明書という場合もある
※6 発行の際に・利用者証明用電子証明書が格納された「マイナンバーカード(個人用)」
・証明書交付サービスの利用登録をした「住民基本台帳カード(住基カード)」が必要となる。
※7 発行日より1ヶ月以内のものに限る
◯自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、自動車リサイクル券は車検や廃車時に必要となるため、必ずもらうようにしましょう。

書類が揃ったら、運輸支局で手続きをしよう!


自分で名義変更を行う場合は、管轄の運輸支局で手続きを行う必要があります。
出品者と自分の書類が揃ったら、住んでいる地域管轄の運輸支局へ名義変更の手続きをしに行きましょう!

手続きに必要な書類

・出品者の印鑑証明書
・購入者本人の印鑑証明書
・車庫証明書
・委任状
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・自動車リサイクル券
・実印・認印

運輸支局で記入する書類

・移転登録証明書(費用300円程度)
・手数料納付書(費用500円程度)
・申請書

・自動車税・自動車取得税申告書
→隣接する税事務所で用紙の配布を受けて下さい。

名義変更の際、運輸支局でかかる費用

・車両登録手数料
→自動車検査登録用紙 500円

・ナンバープレート交付手数料
(1700円~5500円 ナンバープレートの表記やナンバー希望等により金額変動有り)
→管轄の運輸支局が変更となり、かつナンバープレートも変更になる場合は
交付手数料が必要となります。

上記の書類をすべて提出・手続きが完了すると、新しい車検証が発行されます。
これで、名義変更は完了です!
あとは車が届くのを待ちましょう。

まとめ

いかがでしたか?

メルカリやネットの個人取引で自動車を買うと、どうしても手続き大変そうですよね。

ですが、手続きさえ乗り越えれば安く車が手に入る・珍しい車を手に入れることが可能となります。

また、フリマサイトやオークションなどははお互いの顔を見ることができません。

その中で、気持ちのよい取引を行い、素敵な車と出会ってください。


交通事故で困った時は

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