COLUMN車のトラブル解決コラム
大学生は車を維持できる?
- 2017.09.06
- よくあるトラブル集
ここでは主に大学生が車を維持することが可能であるのか?また車にかかる年間の維持費はどれくらいなのかを具体的な数字を用いて紹介していきます。
ぜひこれから車を購入したいと思っている大学生の方は参考にしてみてください。
大学生が車を持つメリット・デメリット
<メリット>
・ステータスになる
・友達を誘いやすくなる
・天候や時刻表を気にせず自分のペースで動ける
・就職後も運転に慣れているので運転に困らない
・人、モノの移動が楽にできる
・行動範囲が広がることにより思い出を作ることができる
などが挙げられると考えられます
<デメリット>
・お金がかかる
・良いように使われる(足に使われる)
・危険がある(事故など)リスクがある
車体の維持にかかる費用
維持費にはたくさんの種類があり車両代金、メンテナンス費用、保険料、修理費、ガソリン代、消耗品が含まれます。
その他、乗る車種やガソリン代によっても大きく車の維持費には違いが出てきます。
ここでは主に軽自動車や普通自動車を例に年間の維持費を大まかに紹介していきたいと思います。
はじめに軽自動車のメリットから説明します。
<軽自動車のメリット>
・維持費の安さ
軽自動車の最大の特徴といえるのが維持費の安さです。現在、自動車の所有にかかる税金は普通車では、およそ56,000円/年ですが、軽自動車では14,000円/年ほどとなります。
また保険料なども軽自動車と普通車では普通車のほうがやや高くなり、燃費の良さ 軽自動車は車体もエンジンも小さいため、普通車と比べると比較的燃費性能が良くなります。
・小回りが利く
普通車に比べ小回りが利くので日本の道路や駐車場では使い勝手がいいです。
<軽自動車のデメリット>
・安全性が不安
安全性の面では技術の進化により昔と比べると安全ではあるが、普通車と比べてしまうと剛性感がなく危険です。
・パワー不足
660ccという規格の中でエンジンを作らなければいけないため普通車と比べるとパワーに差ができます。
<軽自動車の保険料*維持費詳細>
軽自動車の新規6等級の保険料は平均で15万円程度(20歳未満は約32万円)、修理費は若干多めに取り5万円、ガソリン代は年間1万キロ走行と仮定して約10万円、消耗品としてはオイル交換で年間約5千円、タイヤ購入費で2万円、車税は7200円となっており車検ではいくら安くても10万円は覚悟しておく必要があります。
さて年間にかかる維持費ですが、軽自動車では最低37万~最大では60万円のお金がかかります。月間にするとおよそ3万円~5万円程度の出費となり大学生にとっては大きな出費となるでしょう。
<普通自動車の保険料*維持費詳細>
普通自動車の新規6等級の保険料は平均で15万円程度(20歳未満は約32万円)、修理費は若干多めに取り5万円、ガソリン代は年間1万キロ走行と仮定して約10万円、消耗品としてはオイル交換で年間約5千円、タイヤ購入費で4万円、車税は39,500円となっており車検ではいくら安くても軽自動車同様に10万円は覚悟しておく必要があります(軽自動車より高くなる可能性が高いです)。
さて年間にかかる維持費ですが、保険料を自分で払うなら普通自動車では最低40万~最大では60万円のお金がかかります。こちらも月間にするとおよそ3万円~5万円程度の出費となります。
年齢 | 21歳以上 | ||
---|---|---|---|
年間走行距離 | 11,000Km | 等級 | 6等級 |
運転者限定 | 家族限定 | 免許の種類 | ブルー |
対人賠償 | 無制限 | 運転者の年齢制限 | 21歳以上 |
車両保険 | あり | 対物賠償 | 無制限 |
大学生の収入・支出
一人暮らし
一人暮らしで車を購入したい場合は駐車場代をどのように安くするか?一か月の自分の収入に見合っただけの支出なのかどうかを判断する必要があります。
一人暮らしでは駐車場代がかかるので、実家暮らしの人と比較すると年間で約10万円の差ができます。なので実家暮らしの方と比較すると車を維持することは簡単ではないと考えられます。
さらに、実家暮らしの人と比べ一人暮らしでは食費や光熱費がかかるので維持するのが困難になると考えられます。
実家暮らし
実家暮らしでは駐車場代が節約することができるので、一人暮らしの方と比較すると年間で約10万円の節約ができます。なので一人暮らしの方と比較すると車を維持することは少し楽になると考えられます。
学生のアルバイト収入
大学生ではいくら頑張ったとしても月に10万稼ぐのがやっとだと考えられます。統計では大学生がアルバイトで稼いでいる月の平均額は5万円となっているので、車を持つためにはさらに稼がなくてはいけなくなってしまう可能性が高くなります。
5万円のうち3万円が車の代金で引かれてしまうのは大学生にとって金銭的に困難なものになると予想されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回挙げた例は参考になったでしょうか?大学生のうちに車を持つことで得られることも多いですが、デメリットも多いということが現状です。
ですが、車を持つことによって得られる思い出や経験も多いのではないでしょうか?
車は決して安くない買い物なのでじっくり考えて必要であれば買うことをお勧めします。
きっとあなたの生活にも変化が生まれることでしょう。
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