COLUMN車のトラブル解決コラム
レンタカーに傷をつけてしまった!小さな傷だからバレなければいい?
後からレンタカー会社に報告すればいい?
それは間違いです!!!
些細な傷でも連絡など必要事項を怠ると、高額請求につながってしまいます。
この記事では、傷をつけてしまった時の正しい対処、連絡すべき場所や免責補償の種類についてご紹介致します。
小さなキズも事故扱い?まずは警察に連絡を!
~小さなキズもすべて、事故扱いになります。以下の手順で連絡をしていきましょう~
1.傷をつけた場所を把握しているならその場で警察に電話しましょう!
【電話で伝える内容】
・レンタカーに傷をつけてしまったこと
・事故の現状
・場所
2.警察が来るまでの間などに借りているレンタカー会社に電話しましょう!
【レンタカー会社に報告する内容】
・傷の程度
・自走状況
・事故の詳細
・現状を報告し、指示を受けましょう
(そのままレンタカー会社に持っていく場合と、返却時に報告の場合があります)
3.警察が来たらやってもらうこと
【警察にやってもらうこと】
・現場検証
・示談がある場合は警察にも立ち会ってもらいましょう。
・事故証明を発行してもらいましょう。
・現場、警察来てもらい現場検証、事故証明を発行してもらいましょう。
※もし、今とは違う場所で傷をつけた覚えがあるのなら、その場所まで戻って警察に連絡
4.第三者がいる場合はその人にも連絡をしましょう!
【第三者への連絡】
・止まっている無人の車にぶつけた場合
→車の持ち主に連絡を入れる(場内アナウンスなど)
・建物にぶつけた場合
→建物の所有者・管理人に連絡を入れる
・電柱などにぶつけた場合
→市の所有物の場合は市に連絡を入れる
※報告をしない、逃げるのはNGです!
傷くらいなら連絡しなくても大丈夫?それは違います!
【すぐに警察を呼ばなかった場合】
・事故証明を取らないとどうなる?
→補償の適用ができず、レンタカー返却時の高額請求につながってしまいます。
・夜中に傷をつけて早朝に連絡した
→傷をつけてから110番通報が遅れると時間が経ちすぎると酒気帯び運転を疑われる可能性があるため、早めに連絡をすることをおすすめします。
(ぶつけてしまった場所から離れてしまった場合、一度現場まで戻る必要がある)
※スタッフがレンタカー返却時に気付かなかったが、後日傷を見つけて請求が来ることもあります。
そのため、傷をつけたらすぐに連絡するのがベストです!
(基本的には返却時に確実にバレます。相手はプロです)
レンタカーに傷をつけてしまった!一体いくらかかるの?
【補償未加入の場合に、かかる費用の詳細】
・免責額(自己負担 5万円 )レンタカー会社より上限額は異なる
・NOC(自走可能ならば2万円、自走不可ならば5万円)
・レッカー料金(基本補償に含まれ免除になるケースも有る)
NOC(ノン・オペレーション・チャージ)
→事故による修理などでレンタカーを貸し出せない期間、レンタカー会社に支払う休業補償金額のこと。
免責額
→免責額とは事故などの際に、レンタカー車体やぶつけてしまった電柱などの修理費用のこと。
免責額には、車両補償(レンタカーの車体補償)+対物補償(相手の車や電柱、建物を壊してしまった時の補償)が含まれます。
【対物保険・車両保険の免責補償をつけた場合の費用】
・免責(免除)
・NOC(自走可能ならば2万円、自走不可ならば5万円)
・レッカー料金(基本補償に含まれ免除になるケースも有る)
【対物保険・車両保険の免責補償、NOC補償をつけた場合の費用】
・免責(免除)
・NOC(免除)
・レッカー料金(基本補償に含まれ免除になるケースも有る)
任意加入の補償プランに加入するとどうなるの?
補償内容や金額についてはレンタカー会社により、異なります。
未加入 | 加入時 | |
---|---|---|
標準プラン | 加入代金はレンタカー代金に含まれている | 車両・対物補償代金
→上限額個人負担 |
車両補償プラン | 車両補償代金→上限額 | 車両補償代金→免除 |
NOC補償プラン | 自走できる場合2万円 自走不可の場合5万円 |
NOC補償額→免除 |
交通事故で困った時は
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