COLUMN車のトラブル解決コラム
車の振動が気になる時、考えられる原因と対処方法を知りたい
- 2016.09.21
- よくあるトラブル集
車を運転中に、普段感じられないような振動や揺れが起きた場合は、何らかのトラブルが発生している可能性が高く、車の振動はステアリングやペダル類、ボディ、ATなどの場所で感じる事ができます。
ステアリングが振動する場合
ステアリングが振動する場合は、ホイールバランスの狂いによるシミー現象が原因と考えられ、高速道路などで一定速度に達すると振動が起きます。
対策は販売店などでホイールバランスの再調整や空気圧の確認を行うと改善されます。
また、シミー現象でない場合はサスペンションなどトラブルが発生している可能性が高く、ステアリングを切る間にコツーンという手応えがある場合はステアリングのギヤやベアリングなどが破損している可能性が高く、段差などを乗り越えた時にステアリングが大きくふらつく場合はリンク機構のトラブルなどが考えられますので、何れの場合も販売店などで点検や修理を行う必要があります。
ペダル類の振動
ペダル類の振動は、アクセルペダルであればエンジンやトランスミッションのトラブルの可能性が高く、オイルの減少や劣化、フィルターの目詰まり、オイルポンプの故障、エアクリーナーの目詰まりなどが原因として考えられ、ブレーキペダルの場合はブレーキに直結するトラブルの可能性が高く、ブレーキフルードの減少やシステムの異常などが原因として考えられますので、早期に販売店などで点検を行います。
また、ブレーキシステムの異常として車の左右でブレーキの効き具合が異なる場合がありますので、販売店などで調整してもらいます。
ボディが振動する場合
ボディが振動する場合は、ホイールアライメントが狂ってタイヤの編摩耗によって車の振動が起きる場合と、急ブレーキなどでタイヤにフラットスポットができたり、空気圧不足によるスタンディングウエーブ現象による場合などが考えられ、対処法としてタイヤの空気圧や摩耗状況などを点検し、必要であればタイヤのローテーションや新しいタイヤに交換する事で改善されます。
ATの場合の振動は、加速時に変速ショックが大きく車の振動がある場合は、ATフルードの劣化や不足などが考えられ、必要に応じて補充や交換を行いますが、一般的にATフルードは密閉されたケースの中を循環しているので減らない構造になっているので、急激に減っている場合は漏れていたりトラブルの可能性が高いので、早急に点検を行う必要があります。
また、AT自体にトラブルが発生した場合は、シフトレバーを通して直接振動が伝わりますので、異常を感じたら早急に点検を行います。
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