COLUMN車のトラブル解決コラム
中古車選びのポイント。過走行でも場合によってはお買い得な理由
- 2016.10.10
- 中古車の購入
中古車を選ぶさいに数字として判断できる材料が、年式と走行距離です。
年式はその自動車が製造された年を表し、経年数を知ることができます。
また走行距離はどれだけ走ったかを知ることができます。
一般的に経年数が新しい方、走行距離が短い方が条件が良いとされますが、実際には走行距離が長い車でも場合によってはお買い得になるケースがあります。
走行距離と年式
一般には走行距離が短いほど中古車としての価値は高いとされますが、実際には年式と密に関係しています。
年式がある程度経過している場合に走行距離が短いとそれだけ使用していなかったという状態になります。
このため年式が高く極端に走行年数が少ないものは、場合によっては車両の状態が悪いものもあります。
反対に走行距離が大きく経過している場合にはそれだけ車両を使用しているため駆動系を酷使している可能性がありトラブルの原因ともなります。
このため一般的には年間距離を8000kmを適正な数値として、それ以上の走行距離のある車は過走行車という扱いになります。
過走行車は走行距離が短い車よりも価値が低めに見られますが、実際には場合によってはお買い得な中古車のケースもあります。
過走行でも良い場合
過走行でも良いケースとしては、年式が低めの車とされます。
高年式で走行距離が適正な範囲を超えている場合には車の寿命が近くなり、故障の原因となります。
また目安としては自動車メーカーが設定している保証期間があります。
多くのメーカーでは3年もしくは6万キロ以内としていることが多く、重要部品については5年以内もしくは10万キロ以内と設定している場合もあります。
中古車であっても保証継承を行っておけばこれらの保証を受けることが可能です。
また保証継承をしなくてもメーカーが保証している条件内であれば故障のリスクは少ないといえ中古車でも良い条件といえます。
注意すべきポイント
過走行車を購入するさいには内外装よりもエンジンや足回りなど走行系に注意する必要があります。
過走行車であっても、オイル交換などの日頃のメンテナンスをしっかりしていればエンジンの状態をベストに保つことができ、高い年式でもトラブルを軽減させることができます。
またラジエーターの冷却水やブレーキオイルの交換、エアコンのガスの補充などもポイントです。
ディーラーや整備工場などでこれらのメンテナンスを受けた場合には整備記録簿に記録されているため、記録簿の情報も選ぶさいの重要な判断材料になります。
交通事故で困った時は
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