COLUMN車のトラブル解決コラム

走行中の落下物に注意!

高速道路や、一般道ともに走行車線に落下物が落ちているのを見かけたことはありませんか?
落下物により道路が塞がれていたり、後続車にぶつかり事故になってしまったりとたかが落下物と侮れません。

高速道路での落下物に注意!!

二台に積荷をしている場合、風の抵抗を普段より多く受けることになります。
車の走行速度が早くなればなるほど、積荷がくずれやすくなります。

車の走行中に積荷が落下し、後続車に衝突してしまった場合や落下した荷物を後続車が避けることにより事故に遭ってしまった場合荷物を積んでいた車に責任があります
大きな荷物でなくでも、石ころでも同じです。1センチの石ころでも速度が早ければかなりの威力になります。
後続車のフロントガラスにぶつかってしまえばガラスは割れてしまいます。

しかし、この石ころの飛散には予測できないことの方が多いのも事実になります。
そのため、高速道路の走行では前の車からの石ころ飛散に備え前の車からの車間距離を取る必要があります

走行中、前車に続き走る場合車間距離が近くなりがちですが飛散した石ころに直撃しないためにも
必要な車間距離を取るようにしましょう。

荷物の飛散を起こさないためには?

自分自身が荷物をたくさん積んでいるような場合は、走る道路に気をつけましょう。
高速道路を走るような場合はなるべく速度を出しすぎないように走ることを前提にし荷物の積荷の確認は十分に行いましょう
走行中もルームミラーなどで積荷の確認、パーキングエリアやサービスエリアでもロープが緩んだりしていないかを確認します。

運転中の荷物の確認は運転者の義務です、
他の車を巻き込むことの内容最善の注意を払いましょう。

もし、落下物をみつけたら?


高速道路や、自動車専用道路などでもし落下物を見つけたら道路管理局に連絡をし落下物を除去してもらいましょう。
自分の車の走行ライン上に落下物を見つけた場合は素早く別の車線に移動し落下物を踏まないようにしましょう。
鉄の柱のようなものだったり鋭角なものであれば車のタイヤはパンクしてしまいます
高速道路を走行している場合は、タイヤも高速回転しておりますのでそのままパンクをしてしまうようなことになるととても大変です。

少しずつ抜けていくようなパンクであれば次のサービスエリアやパーキングエリアで応急処置ができるかとおもいますがもしバーストしてしまったらハンドル操作を行えず車はスリップし壁や後続車と衝突。大事故につながりかねません。
そういったことも考え、落下物にはかなりの注意が必要です。

また、自分の車の積荷が落下してしまったような場合は近くの安全な場所に車を止め道路管理局に連絡をします。
ここで大事なのは自分でとりにいかないこと

高速走行している運転者は、視野が狭くよく見えていないことの方が多いのです。
さらに、高速道路上に歩行者を見つけても回避することができずに衝突してしまうこともありますのでとても危険です。
まずは、道路管理局に連絡し安全に除去してもらいましょう

高速道路上の自車位置の確認方法


高速道路で、落下物を除去してもらうためには自車の位置を明確に教えないといけません。
しかし、高速道路は都心でないかぎり居場所を特定するのは至難の技です。

山の間を走るような高速道路では、携帯の電波が届かないこともありますしナビを見てもはっきりと位置を伝えるのはかなり難しいです。
そんな時は、非常電話を使いましょう。
非常電話には、高速道路上の位置確認の数字が記入されているそうです。
高速道路の非常電話に書いてある数字を相手に伝えると一番わかりやすく間違いも少ないでしょう。

携帯を使って電話する場合も同じように高速道路の非常電話に記載されている数字を伝え明確に場所を伝えることができます。

高速道路上には非常電話が1キロ間隔に設置されております。トンネルには非常電話が200メートルごとに設置。
何かあった時にそなえ等間隔に設置してありますので焦らず落下した荷物から一番近い非常電話を探しましょう。

後続車に注意しましょう


高速道路上での落下物報告により非常電話を利用する場合ですが、路肩に車を止めることができたら助手席側から降りるようにしましょう。
運転席側〈右側〉は後続車がくる可能性があります。少し狭いような高速道路では運転席側〈右側〉の扉を開けることは非常に危険です。

できるだけ壁側に寄せ、壁側のドアから出入りしましょう。
さらに、その場に止まり道路管理局を待つようでしたら車からおり道路左側の安全な場所に避難します。
ガードレールの外側に出て緑地に避難するのが一番いいでしょう。

高速道路上では後続車にひかれてしまうケースが多くありますのでできるだけ安全を考え行動をしましょう。


高速道路上に限らず、落下物の管理は運転者です。
積荷の積み方や、ロープやシートでの押さえ方など注意し一番安全な方法を探しましょう。

交通事故で困った時は

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