COLUMN車のトラブル解決コラム
オイルランプ点滅してからどのくらい走行できる?
- 2016.04.12
- 運転中に注意すべきポイント
インパネには様々な種類の警告灯があり、その中のオイルランプが点灯していた場合は重大なトラブルが発生している可能性があり、直ちに走行を控えて対処を行う必要があります。
また、オイルランプの色は赤色で、国際規格によって警告灯の色が定められていて、赤色は危険を表しているので緊急を要するトラブルとなります。
オイルランプの点灯する原因
オイルランプが点灯する原因は、エンジンオイル量や油圧が低下した場合、オイルポンプが故障した場合、オイル漏れなどが考えられ、正常なオイル量がエンジン内を潤滑できないので、エンジン内部の油圧が低下して加速時のノッキングやエンジンからの異音、マフラーからの白煙、エンストなどの症状が起き、最終的にはエンジンが機能しなくなり、結果的に故障や事故の原因となります。
オイルランプが点灯したら
オイルランプが点灯した時に対処法は、車を安全な場所に停車させてエンジンを切り、エンジンルーム内にあるオイルゲージでオイル量の確認を行い、規定量入っている場合は重大なトラブルが発生している可能性があるので、ディーラーや整備工場に連絡してロードサービスなどを利用して車を運び、点検や修理を受けます。
オイル量が規定量より少ない場合は、オイル不足によってオイルランプが点灯したと考えられ、近くにあるディーラーや整備工場、カーショップ、ガソリンスタンドなどを探し、オイルの補充をすればランプは消えます。
定期的なオイル交換が必要
いずれにしても、オイルランプが点灯した場合は、一度点検を受ける事が望ましく、トラブルの発生を未然に防ぐためには日常点検を行い、定期的なオイル交換が必要で、2回に1回程度はエンジンオイルの汚れを取り除きオイルを浄化する働きのあるオイルエレメントの交換を行うようにします。
また、エンジンオイルは、金属同士の摩擦や焼き付きを防止する潤滑効果と、燃焼や摩擦によって発生する熱を吸収して外部にその熱を放出させる冷却効果、圧縮ガスや爆発ガスが漏れないようにピストンやシリンダーの隙間を埋める密封効果、水分や空気など錆を生む原因になる成分を金属面に触れさせないようにする防錆効果、エンジン内部に生じるカーボンやスラッジなどの汚れを自ら吸収したり分散させたりして汚れが堆積するのを防ぐ洗浄効果などがあり、車にとっては重要な役割を担っていて、劣化や酸化などでオイルが汚れた状態で走行し続けると、本来の機能を発揮できない状態になり、オイルランプが点灯しなくてもトラブルの原因となる可能性があります。
交通事故で困った時は
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