ハイブリッドカーには走行用の駆動バッテリーが存在していることは皆さんご存じだと思います。
プリウスに代表されるハイブリッドカーは燃費面で優位性が高く、販売台数も伸びていますが、維持に対して不安を感じる話をよく聞きます。
バッテリーが定期的に交換する必要があり、バッテリーの購入が非常に高いという内容です。
結論から言うと、初代のプリウスではそのようなケースがあったようですが、現在は良心的な価格に収まっていると聞きます。その理由を解説します。
ハイブリッドカーの購入時に気になるバッテリー寿命
初代プリウスが発表されてから、「バッテリー寿命を考えるとお得差はないのでは？」という話はよく聞きます。
初代のプリウスはバッテリー不具合もあり、非常にバッテリーの交換サイクルが短い様な話が聞こえていました。その後初代プリウスは、一定のモデルはバッテリーが永久無料となっています。
実際は車検毎と言われていたバッテリーですが、少なくとも5年は問題なく、実際は7年以上問題ないケースも多く聞きます。
走行距離もタクシーとして利用されているケースでも20万キロ無交換という状態です。
交換工賃は実際のところ・・
初代プリウスは永久無料ということを記載しましたが、実際に無料ではなかった場合の費用はどれくらいだったのでしょうか。
一説では40万円程度との話ですが、実際はもう少し安いようです。
現行等の交換に対しては、15万円もかからない程度で交換できるようなので、それほど大きな負担はありませんし、実際のところ交換事例はほとんどありませんので、交換費用については発生する見込みは薄いように感じます。
保証期間が長い？
寿命面での心配が多くあると感じますが、初代プリウスは永久無料ですし、現行も5年保証が付いていますので、よほどのことが無い限り保証でカバーされます。
ハイブリッドの拡販を目指しているトヨタとしてはあまりケチが付くのを嫌がっているように感じます。ホンダの場合も同様ですが、実際にバッテリーの費用もあまり変わらないようです。
いずれにせよ、バッテリー自体の費用は保証でも対応が出来るので、気にする必要がありません。
高額な交換費用を提示された場合？
ネットを検索するといろいろな価格情報が飛び交っていますが、万が一にも交換費用がかけ離れたものを提示される場合は、交換費用の明細をよく確認しましょう。
バッテリーの付帯パーツまで交換される可能性などもあるので、一概にすべて必要かも知る必要がありますし、交換が不要であれば、交換する必要もありません。
