COLUMN車のトラブル解決コラム
車のエアコンがカビ臭くなる原因
- 2016.04.22
- 車のメンテナンス
長く乗り続けている車がカビ臭いと感じたり、それがエアコンをつけた時に感じるのであれば、エアコン内部か外気を取り込む部分に問題が発生しています。
車のエアコンは家庭用と同じく、空気を循環しながら快適性を実現しているので、埃やカビの菌を内部に溜め込みやすくなります。
また、エアコンは定期的な掃除が必要なので、フィルターの清掃や交換といった、埃の対策が不十分な時に問題化します。
将来的にカビ臭い風が車内に広がる可能性はあるので、日頃からエアコンの状態を気にしたり、掃除をして原因を取り除く事が大切です。
カビ臭い車はエアコンに原因があります。
水分を好むカビは、湿った場所に根付いたり、栄養となる埃が溜まる環境で成長を続けます。
エアコンはまさにカビにとっての理想郷で、常に外部から栄養を含む埃が供給される内部は、膨大な数の菌や胞子がひしめき合っています。
乾燥状態であっても、空気中には胞子が漂っているので、一度でも高温多湿状態になれば、そのタイミングを好機と捉えて増殖が始まります。
埃を取り除く掃除を行うと、同時に臭いの原因となる原因菌も減らせるので、エアコンを使わない時も清掃を心掛ける事が肝心です。
エアコンが放出するカビは健康を害する原因です。
エアコン内部で増殖した菌は、植物の種に該当する胞子を育て、風が流れるタイミングに合わせて外部に放出します。
頻繁にエアコンを使う場合は、定期的に乾いた空気が出入りするので気が付きにくいですが、時々使用する事が多いのであれば、急に臭いが強くなったと感じがちになります。
嗅覚で違いが分かる状態であれば、相当数の菌が増殖していると考えられるので、状態を放置すると健康被害に発展する危険性があります。
理想的には分解掃除ですが、目に見える範囲の埃を掃除機で吸ったり、除湿機等で強制的にエアコン内部を乾燥させる事も効果的です。
臭い発生源の特定と対処が快適性になります。
鼻にツンとくる刺激を感じたり、不快感を覚える臭気がある時は、幾つかの原因を疑ってみる事が役立ちます。
刺激臭は化学物質である事も多いので、カビが原因だと断言する事は困難です。
しかし、中古車や長く乗っている車では起こりにくいので、新車以外の場合は化学物質を疑いから外す事が出来ます。
エアコンをつけると咳込んだり、喉や鼻の不快感が発生した場合は要注意です。
通常は窓を閉め切った状態で使い始めるので、吹き出し口から出た空気を吸い込めば、明らかに違和感や不快な臭気を感じる事があります。
雨の日が続いていたり、車内が高湿度状態になると悪化するので、思い当たるフシがある時はエアコンを疑う事が、快適性を取り戻す為のヒントになります。
交通事故で困った時は
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