COLUMN車のトラブル解決コラム
洗車した時に水滴をはじく方法
- 2016.04.23
- 車のメンテナンス
洗車を行うにあたり、その際に発生した水がはじかれるように流れていくと、洗車をした気分になります。
水滴をはじくようにするメリットとして、走行しながら水滴を飛ばし、自然に乾燥させるようにできることです。
一番いいのは自らが拭くことですが、こうした余裕がない場合にはそういうやり方で乾かすのもありです。
ではどうすればいいのでしょうか。
水のはじき具合にも程度がある
水滴をはじくようにするにはコーティング剤などを塗ってから洗車することになりますが、そのはじき具合にも程度があります。
水が膜のように張り付いている状態を親水、水がサラッと流れていくものを疎水、水玉のようにはじくものを撥水と言います。
コーティング剤には何かしらの性質を持たせたものが登場しています。
ですので、どのようなタイプがいいのか吟味した上で選ぶといいでしょう。
この場合、水滴をはじきたいわけですから、撥水コーティングの性質をもった商品を選ぶようにしましょう。
水滴が残っているとどうなるの?
水滴が仮に残ったままになると何が起こるのかですが、この部分に太陽光が当たり、水滴がレンズの役割を果たしてしまい、塗装をへこませることがあります。
また、水滴が蒸発し、水跡となって残り、それもまた塗装を傷つける要因となります。
時折、雨で洗い流してくれるだろうと思っている人がいますが、これは大きな間違いです。
車の表面についていた汚れなどが雨で水の中に溶け、それが水跡で残り、こびりついてしまいます。
洗車の直後に雨が降ることを悔しがる人がいますが、実際には汚れがほとんどない状態で雨に濡れた方が車の塗装に対するダメージは少なく、反対に雨の後に洗車しようとすると、汚れが強固になった状態で洗うことになり、下手をすればそれで車を傷つける要因となりかねません。
水滴をはじくようにするには
洗車で最初にすべきことは水で表面の汚れなどを洗い落とすことです。
これが不完全だとコーティング剤を塗った時に不完全となり、うまく水滴をはじいてくれなくなります。
車だからといってゴシゴシ拭いてはいけません。
塗装は繊細なのでそうしたことが塗装がはがれる原因となったり、傷がつく要因ともなります。
全体的に優しく拭いた後、コーティング剤、ワックスの出番となります。
塗り方は説明書の通りで十分ですが、下準備として念入りな洗車が求められ、それをやらないと水跡となって現れます。
時間をかけてあげることが水滴をはじくようにしてくれるのです。
交通事故で困った時は
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