COLUMN車のトラブル解決コラム
外は暑いのにエアコンが効かない。エアコンガスが無い本当の原因は何?
- 2015.07.04
- 車のメンテナンス
最近は、めっきり減ってはきましたが、季節がら増えてくるのが、エアコンの故障です。
現在は夏なので特に冷房側の故障ですが、真夏の熱いタイミングで故障するのは、かなり厳しい状況ですし、体調面でもよくありません。
故障としては、コンプレッサの故障が大きくありますが、トラブル対処方法含めて説明していきます。
エアコン故障の主要因について
エアコンの故障については、メカ的要因かガスの要因かで大別されます。冷房の場合は、ガス漏れ、コンプレッサーの故障が主にあります。
内気センサーの異常により、温度検出が出来ないなどの故障もありますが、ごくまれな故障に位置付けられます。
突然効かなくなる場合は、ほぼメカ的な要因であると言えますが、じわじわと効かなくなっている場合においては、ガスが原因であるとまずは推測できます。
ガスが原因の場合
ガスが原因でエアコンが効きにくいと言ったケースは、まずはガスが少ないか、ガス漏れしているのかによっても対処が変わります。
エアコンはガスを圧縮して、冷房に使用するため、ガスが無いと機能を果たしません。簡単なチェックで確認が出来るので、ぜひ確認してみてください。
ボンネット内にサイトグラスという、エアコンガスの配管途中に確認できる小窓があります。そこで、白い泡が見える場合がガスが不足していることを指します。
よい状態は、気泡が若干混ざった感じで見えるくらいになります。
ガスは入っているが冷えない。
上記のようなガスが入っていたとしても、メカ的に不具合があれば、エアコンが効かなくなります。可能性が高いのが、内部配管の詰まりとコンプレッサーの動作不良です。
内部配管の詰まりは、エキスパンションバルブとドライヤーレシーバーの交換が必要となります。
コンプレッサーの動作不良については、かなり修理としては大事です。実際の故障に関する確認方法は下記となります。
コンプレッサーは心臓のようなもの
コンプレッサーはガスを圧縮し、高圧に上げ、コンデンサーで冷やすことで、液体化させ、その後、冷却器であるエバポレーターで一気に圧力を上げ、気体にして、温度を下げることにより、冷却させます。
ガスは、気体に戻り、また同じサイクルで動作させます。その為、コンプレッサーが故障するとサイクルが成り立たず、機能が出ないということになります。
故障の判断は?
エンジンルームを開け、エアコンを動作させると、カチカチという音がします。音がすると正常ですが、故障すると音がしません。
もし、音がして、機能していないとなると、内部配管の可能性も高まります。
交通事故で困った時は
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