COLUMN車のトラブル解決コラム
マフラーの穴埋め修理費用はどのくらい?自分で補修はできるか?
- 2016.09.26
- 車のメンテナンス
車のマフラーが錆などで腐食したり障害物に当たったりして穴が開いてしまった場合、大きな排気音がするほか、場所によっては有害な排気ガスを車内や大気に放出するので車検を通過する事はできず、整備不良となりますので早期に修理する必要があります。
マフラーの穴埋めの修理費用は、ディーラーや整備工場などに依頼する場合は1~5万円程度となりますが、修理できない場合は交換となりますので、部品代と工賃の費用が必要となります。
また、マフラーの穴埋めは自分でも補修でき、パテによる補修法とアルミテープによる補修法、バンテージによる補修法などがあり、補修部分に手が届かないようであればジャッキアップして作業するのですが、ジャッキのみでは外れる可能性があり危険が伴うのでリジッドラックを使って安全に作業できるようにします。
パテによる補修法
パテによる補修法は、1cm程度の小さな穴の場合に適した補修方法で、補修する部分の周囲10cm程度をワイヤーブラシやサンドペーパーなどで磨き、錆や汚れを落としてパテの密着性を上げておきます。
次に、補修部分にマフラー専用のパテを盛るのですが、穴の中に押し込むようにして盛り、ヘラや指で水を付けながら平滑にし、1日自然乾燥させてパテを完全に硬化させたら、耐熱ペイントを吹きかけてパテの保護と錆止めを行い、乾燥したら作業終了となります。
アルミテープによる補修法
アルミテープによる補修法は、1cm以上の穴の場合に適した補修方法で、補修部分の周囲を磨いた後、穴を塞ぐようにアルミテープを貼り、剥がれ防止のために包帯を巻く要領で補修部分の周囲をアルミテープで巻きつければ作業終了となります。
アルミテープを巻く際、3分の2程度を重ねて巻くと剥がれにくくなり強度が増します。
バンテージによる補修法
バンテージによる補修法は、大小様々な場合に適した補修方法で、補修部分の周囲を磨いた後、バンテージを水に付けて柔らかくして巻きつけていくのですが、穴が大きい場合はアルミ片などを補修部分に当ててからバンテージを巻きつけるようにします。
次に付属している針金でバンテージを固定させ、1日自然乾燥させて硬化した後、耐熱ペイントを吹きかけて作業終了となります。
これらの補修部品は、メーカーによって使い方が異なる場合があるので、必ず取扱説明書を一読してから作業するようにし、穴埋めで補修した部位は永久的に使用できる物ではない場合がありますので、最終的には交換する事を視野に入れておく必要があります。
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