COLUMN車のトラブル解決コラム

フロントガラスにウォータースポットが付いて、非常に汚いです。原因は何?

洗車をして車もきれいになって、出かけようとするとふと、ガラスが汚いと感じたこともあるはずです。洗車をして、きれいになったと思っても、拭き残しや水滴が乾燥することでウォータースポットとして、斑点が残っているケースがあります。

折角きれいにしても、このような現象があると、一気にうれしさが半減します。
ここでは原因と対処方法を解説します。

そもそもなぜ、このような現象になるのか

ウォータースポット自体は、皆様もご存じだと思いますが、水が蒸発した際にガラス面や塗装面に対して、斑点が残ることを指しますが、そもそもその斑点の成分をご存知の方はなかなかいらっしゃいません。

斑点はおおよそ白っぽいものでありますが、その斑点の主成分は、水に残ったミネラル分なのです。通常、ミネラルというと聞こえがいいので、何が問題なのかと感じる方も多いでしょうが、それには理由があるのです。

ミネラルは塗装の害?

水は、特に何かしら不純物が入っているという認識があるとは思いますが、水道水での影響などはあまり気にしないはずですが、実はこの中に入っているミネラル分が析出してしまうことで、塗装にダメージを与えてしまうことはかなりの確率であります。

しかもそのミネラル分は、マグネシウムやナトリウムと言ったどちらかというと塩の成分に近いものがあるため、必ずしもよいものではありません。

ガラス面は特に影響があります

ガラス面は、普段は透明なので水が付着しただけでは気にならないですが、汚れが付いたり、洗車直後だと細かいほこりや砂などが水が乾くとともにミネラル分と同じく析出するため、より目立ちます。

普段の運転では一番みるところなので、日中だけでなく夜間も気になるはずです。夜間の場合は油膜も合わさって、ライトが乱反射して、たいへん危険な状態になります。そのため、影響は塗装よりも大きいです。

最近はやりの純水?

最近ミネラル分がない純水を用いた洗車を売りにしているお店が増えています。確かに純水だと、ミネラル分がないため、きれいな状態で乾燥させても保つことができるのでメリットは高いですが、コストもその分高く付きます。

そのため、一定の規模間で対応している店舗でないと採用が厳しく、まだまだ普及に時間はかかります。DIYの洗車でも、水槽の純水装置を用いたりの実例はありますが、現実的ではありません。直近では、洗車の際は乾く前にふき取りをということで回避できることも大きいです。

交通事故で困った時は

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