超便利！車のスマートキーの落とし穴••• | 車のトラブル解決！カーSOS

最近の車のほとんどが、エンジンの始動やロックの解除にスマートキー使用しています。
カバンの中に入れておくだけでドアロックを解除できたり、車内のスイッチを押すだけでエンジンの始動ができますのでとても便利。
しかし、とても便利だからこそ気をつけたいポイントもあります。

スマートキーのトラブルとは？

いつも通り、キーをカバンに入れたまま車のロックを解除しようとしたら鍵が開かない、エンジンをかけようと思ったらかからないなんてことが時折あります。
原因の一つとしてあげられるのは、電池切れ。
電池が完全に切れていない場合は、キーを認識する範囲が狭くなっていますのでキーを車のセンサーに近づけてあげればキーロックの解除をすることができます。

しかし、その場しのぎになりますのでキーの認識不良を少しでも感じたら電池の交換をしましょう。

油断大敵！インロックトラブル・・

スマートキーを使用していると、鍵を出すことなく持っているだけでキーロックができるので鍵をさしてロック操作をするような車と違いキーの閉じこみはしにくいようになっています。
しかし、スマートキーをドアポケットに入れてロックをかけると誤認識してキーが車内に残ったままでもキーロックができてしまいます。。
キーロックしてしまった場合は、スペアキーを用意するか修理業者を呼ばなければいけません。

スマートキー使用者は鍵の出し入れをしないので、持っているから大丈夫だろうと油断してしまうものです。
ドアをロックする前にキーの所在を確かめておきましょう。

スマートキーをポケットに入れたまま洗濯をしてしまった！

ポケットに入れておくだけでドアの開閉ができるので、鍵を持っているという感覚がまったくありません。
車使用後に、ポケットに入れたまま洗濯をしてしまった！なんてことも。。。

うっかり洗濯してしまった場合は焦らず次のことを実践してみてください。
電池交換を自身で行えるタイプのスマートキーの場合は、まずスマートキーの蓋を開けできる限り水分を拭き取ります

さらに、基盤などにも水分がついている可能性がありますので通気性のよいところにおきしばらく乾かします。
乾き切ったところで、新品の電池と交換してください。

以上のことを実施してみてもスマートキーが作動しない場合は、ディーラーへ修理の依頼が必要になりますが諦める前にできる範囲のことを行いましょう。

スマートキーの反応が鈍い時の対処法

最近電池を変えたばかりなのにスマートキーの反応が悪い。故障かな？と思った時に一度確認していただきたいのがスマートキーの保管場所。
カバンの中でスマートフォンと隣合わせで入っていたりするとスマートフォンの電波がスマートキーの邪魔をし電波障害がおきている可能性があります。
カバンやポケットの中でスマートフォンとスマートキーが近くにないかどうか確認しましょう。
理想はスマートフォンとスマートキーの位置を１メートルほど離してあげることが一番です。

スマートキーのあるあるトラブル

スマートキーは車に鍵を差し込まなくてもエンジンがかかる優れものです。
しかし、その便利さがトラブルの元になることもあります。

トラブル１
冬場、エンジンを始動し温めている間に荷物などの積み下ろしをして準備万端で出かけた際に自宅玄関にスマートキーを置き忘れてしまう。
スマートキーは、エンジン始動後キーを車外に出してもエンジンが止まることはありません。

キーが近くにないことを知らせるブザーがなるような仕組みになっておりますがそれでも慌てて家を出て鍵を忘れてきてしまうケースもあるようです。
エンジンがかかっているうちは正常に走ることができますがエンジンを停止したのち、もう一度エンジン始動をしようとした時にキーが近くにないためエンジンの始動ができなくなってしまいます。

トラブル２
コンビニなどに入る際に、エンジンをかけたまま車を離れてしまいエンジンのかかったままの車を盗まれてしまうケース。
これも、上記トラブル同様エンジンを切るまでは走り続けることができますので盗難車としてガソリンが続く限り走ってしまいます。
盗難車は犯罪に使われるケースが多いので気をつけましょう。

トラブル３
キーを車内に置いたまま、車の洗車等をしている際にうっかり鍵がしまってしまうケースもあるようです。
洗車場にて洗車中にインドアロックをしてしまったらかなり大変です。スペアキーを取りに戻らないといけないようなことになってしまいますのでスマートキーの取り扱いには十分気を助けましょう。

キーの抜き差しがなく、車も傷つきにくくカバンから鍵を探す手間も省ける優れもののスマートキーですが、旅先などでキーを紛失してしまったり閉じ込めてしまった時は気分も落ちてしまいますよね。
そんなことにならないよう、車に乗る時はキーの所在も調べておきましょう。