COLUMN車のトラブル解決コラム
中古車売却のトラブル
- 2016.03.17
- 車の売却について
中古車売却をするときは気持ちが焦ってしまいますが、焦ると不要なトラブルを招くこともあるので注意しなければなりません。
ここでは、中古車売却において具体的にどんなトラブルが起き得るのかを見ていきます。
ウソの申告をしてしまうこと
まず、売り手が原因で招きかねないトラブルを一つ紹介しましょう。
それは、車を査定に出すとき、車の状態や不具合についてウソの申告をしてしまうことです。
これは少しでも高く売りたいと考える人がついついやってしまうことですが、査定業者に対しては絶対にウソの申告をしてはなりません。
もしそれを行うと、買取金額を減らされたり、契約そのものをキャンセルされたり、場合によっては損害賠償請求されることもあります。
一つウソをつくだけで問題が大きくなるので、絶対にウソの申告はしないようにしましょう。
自動車税を返してもらえない
次は、選ぶ業者を間違えることで起きてしまいがちなトラブルです。
それは、車を売った後で自動車税を返してもらえないことです。
自動車税は、車を手放す時点において残余期間が残っていれば、その期間に応じて還付がなされますが、そのお金を買取業者が横取りしてしまうこともあります。
もちろんめったにあることではありませんが、悪質業者に買取を依頼する場合はこの点に注意しなければなりません。
特にこちらから何も言わない場合は、そのまま還付金をとられてしまう可能性があるので特に気をつけてください。
中古車を売却するときに、ちゃんと相手が自動車税の還付を行ってくれる業者であることを確認し、またこちらも還付金を受け取りたい旨を伝えることが必要です。
車の引渡し後に減額される
これもめったにあることではありませんが、業者によっては、車の引き渡し後に買取金額を下げてくるところもあります。
これは悪質業者の常套手段といえるものですが、その値段で売れると思っていた売り手は、減額されることで損することになるので注意しなければなりません。
業者の言い分としては、車を引き取った後でもう一度丁寧に点検してみたら、不具合が見つかったのでその分を減額したと言ってきますが、これは二重査定と呼ばれるものであり、客に対する対応としては不誠実といわなければなりません。
とはいえ、倍場契約を交わした後ではどうすることもできないので、売り手としては最初から二重査定を行わない業者を選ぶことでしか対応することができません。
くれぐれもこうした中古車業者に注意しておいてください。
交通事故で困った時は
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