COLUMN車のトラブル解決コラム
タイヤの外側だけが異常に減っています。全体的にですが、異常でしょうか?
- 2015.11.04
- 車の売却について
タイヤの接地面の内、片側だけが異常摩耗を起こしていることがあります。最近はミニバンが増えてくる中で特に顕著に見られます。
その原因は、何点かありますが、簡単に防げるものもありますが、車両特性上止むを得ないものもあります。
ここでは、タイヤ寿命を出来るだけ伸ばすためにも対応方法をまとめます。
偏摩耗を放置しておくとバーストの危険性
偏摩耗をそのままにしておくと、いずれは、その摩耗が進み、溝が無くなることでタイヤの内部が見えてきます。そのことでタイヤの強度やゴムが裂けることでバーストが発生します。
決してそのままにしておくことはよくなく、特にタイヤから白か銀色の筋が見えるようであれば、即タイヤを交換することをしてください。そのままにしておくと、必ず事故を起こします。
空気圧の原因?
まずは簡単なところでタイヤの空気圧の問題があります。タイヤの空気圧が低ければ、両側の肩減りが発生します。逆にタイヤの空気圧が高すぎるとセンターが減ります。
この問題は、適切な空気圧管理ができれば、特に車両側の異常でない分、安全と言えば安全です。ただ、早急に処置をしないことには、危険な状態に陥るので、早急に適切な空気圧にするべきです。
車のバランスの原因?
車両のバランスがおかしく、タイヤに負担が掛かっているケースがあります。
具体的には、進行方向から見て、タイヤに角度が付いている状態があります。キャンバーという言葉がありますが、簡単に説明すると、ハの字、逆ハの字にタイヤが傾いて見える状態のことを指します。
その状態だと路面との接地がトレッドの一部だけに偏るため、偏摩耗が起きます。
運転の仕方の原因?
運転の仕方によっても偏摩耗が起きます。
これはコーナリングスピードに起因する現象ですが、最近のミニバンでは、車両スピードとは関係なしに、車両自体が旋回時に外側に力が逃げるので、どうしても外側の偏摩耗に陥ります。
車両自体のバランスで外側に触れる傾向があるため、仕方が無い状況です。この点は、最近のRV専用タイヤを装着することで、外側が減りにくいので、そのようなタイヤの購入がベストです。
運転で急加速、急ブレーキの多用や、コーナーリングスピードで摩耗状況は変わります。レーシング用ではないので、場合のよってはトレッドのブロックがちぎれることもあります。
そうなるとさらに危険になりますので、ご注意を!
交通事故で困った時は
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