COLUMN車のトラブル解決コラム
なんだかエアコンがカビ臭い・・時間が経つと匂いが消えるが問題ない?
- 2015.11.03
- 車のメンテナンス
エアコンをつけるとカビ臭いという現象に陥った方は非常に多いはず。
煙草も吸わないのになぜという感じになるはずですが、これは致し方が無い現象なのです。
エアコンに使用されてるエバポレーターという熱交換器に付着した水滴が原因となっています。そのエバポレーターのカビ臭がエアコンを利用すると室内に漂います。
こういった事象は、カビを防げれば問題は解決します。
ここではカビの防止、臭いの防止、家庭用エアコンと同じようなクリーニング法などをまとめます。
なぜカビが発生?
エバポレーターは、ラジエタ―みたいな形状をしており、中にはエアコンガスが充填されています。そのエバポレーターに風が通過することで、その風を冷却し、室内に流れます。
エバポレーターは、そのため、いつも冷えており、大気温度との差で結露が発生しているため、水が発生します。
ラジエタ―を見たことがあれば分かるかと思いますが、エバポレーターにも熱交換能力を考慮し、細かいフィンが付いています。
フィンの内部に水が溜まり、長い間滞留することでカビが繁殖するとなります。
臭いを消すには
臭いを消すにはカビを無くすしかありません。カビを無くすには掃除しかありません。
よって、エバポレーターの清掃となります。
掃除には、市販のクリーナーが有効です。スプレータイプのため、エバポレーターにスプレーするだけである程度効果があります。
ある程度と記載したには理由があり、フィンが細かすぎて、溶剤が浸透しきらないこともあるので、何度かの処置が必要となります。
カビを抑えるには
簡単に言うと水分が発生しないようにするしかありません。と言ってもエアコンを使用する以上、水は発生します。
そのため、予防策でしかありませんが、エアコンを切る際に暖房を入れることが簡単な対策案です。
暖房温度はMaxが望ましいです。暖房を入れることで熱が掛かり、カビの死滅と水分除去が可能となりますが、完全に蒸発するわけではありませんので、軽減策でしかありません。
エアコンフィルターも交換を
エバポレーターの清掃もさることながら、エアコンに設置されているフィルターもほこり、ゴミが臭いを発していることがあります。
外気導入が多いとさまざまなものが入り込みます。その入り込んだものが臭いを発していることも多々ありますので、エアコンフィルターも交換をしていきましょう。
エアコンフィルターはエバポレーターの上部に位置しているので、清掃後に交換をするとさらによいです。
交通事故で困った時は
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