COLUMN車のトラブル解決コラム
外車が安いのはなぜ?輸入車の仕様・価格・安全性について
- 2016.06.07
- 中古車の購入
輸入品である外車は、国内で作られる車とは違って、一般的に価格が高くなる傾向があります。
しかし、外車もグレードは複数用意されているので、低価格仕様に納得出来れば安い製品が手に入ります。
廉価版と表現する事も可能ですが、必ずしもそうとは限らないので、仕様の違いを理解してから外車を選ぶ事が重要です。
下に位置するグレードであれば、実用的な性能が備わっていたり、安い価格で購入出来る可能性が得られます。
仕様の違いで外車の価格は安くなります
国内メーカーも同様に、低価格帯に位置する車は、内装やエンジンのコストを下げて作られています。
また、これは外車にも共通するポイントで、安い車イコール低品質とは限りません。
大切なのは仕様に納得する事で、価格と車のバランスが許容出来れば、安いグレードでも問題なく乗る事が出来ます。
高級グレードの車は、革張りのシートや高級繊維等、室内空間の快適性に力を入れています。
素材のコストは車両価格に反映されるので、高価な外車はそれだけ隅々にコストが掛けられているといえます。
実用本位の仕様は外車の価格を引き下げます
コストが価格に繋がる事は、逆に考えれば安い車も作れる事を意味します。
コストカットは製品作りの基本なので、海外メーカーも下位グレードの車を作る時に検討されます。
具体的には快適性に関わる内装、そして走りに影響するエンジン周りの2点が挙げられます。
内装は低価格の素材を用いる事で、大幅にコストを削減する事が可能です。
一方、エンジンのクラスを下げたり、性能を制限するデチューンを施す事でコストダウンが実現します。
努力の結果完成する低コストのグレード車、メーカーの販売戦略だけではなく、ブランドのイメージも合わせて設計されています。
単純に無駄を減らす事に留まらないので、低価格のグレードであっても、実用性は十分に確保されていると考えられます。
安い外車が希望ならお得な仕様が狙い目です
性能や安全性に問題がなく、日常的な活用に応えられるのであれば、低価格車でも満足出来る可能性はあります。
輸入費用や整備コストを考えると、輸入車は同じグレードの車であっても、国産車より高くなる事は否定出来ません。
ただ、価格重視の希望であれば、内装にコストを掛けた高級車よりも、低価格帯を狙う事が希望の実現に役立ちます。
車を選ぶ際には、必ず実物に試乗して確認する事、上位のグレードと比較してどの部分のコストがカットされているかを確認する事が大切です。
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