COLUMN車のトラブル解決コラム

過走行車を選ぶならメンテナンスをしっかり行い良い状態をキープ

中古車を購入する際、走行距離が多いいわゆる過走行車を選択するならメンテナンスをしっかり行うのがポイントです。
特に既に新車販売が終了している車や希少車種においては、中古車市場でしか手に入れるしか方法がありません。

そして、そういった車両は年数とともに距離を重ねても中古車市場において人気が高い為、過走行車となりがちです。
そのような車両を選択し大事に乗る為にはいくつかポイントがあります。

油脂関係は定期的にメンテナンス

まず大事なのは油脂関係は定期的にメンテナンスを実施することです。
一言で油脂といっても、車に使われている油脂は様々です。

エンジンオイル、トランスファーオイル、デフオイル、オートマチックトランスミッションフルード、ブレーキフルード、マニュアルトランスミッションオイル、クラッチフルード、パワーステアリングフルードなどです。

これらは消耗品である以上、定期的に交換しメンテナンスをすることが重要です

足回りのリフレッシュ

次に過走行車である以上、走行性能を維持する為に足回りのリフレッシュが重要です。

過走行車において、足回りはへたってきている場合が多いです。
ショックアブソーバー、アッパーマウント、ロアアーム、スタビライザーリンクなどです。

これらは車の走る、曲がる、止まるに大きく起因しています。
その為、年数、距離がかさむと必然的にへたり、新車時の本来の性能を保持できず走行性能が落ちてしまいます。
その為、足回りをリフレッシュすることで本来の性能を取り戻す事が出来ます。

そして、過走行によるブッシュ類、ゴムパーツの交換が大切です。
過走行において心配な点はブッシュ類やゴムパーツの劣化です。
特にエンジンルームにおけるブッシュ類、ゴムパーツ類の劣化はトラブルを発生しやすい要因となります。

例えばクーラントのアッパーホースやロアホース、エアクリーナーダクト、エンジンを支えているエンジンマウントです。

これらブッシュ類、ゴムパーツ類は熱により劣化が進行する為、特に過走行であれば熱にさらされている時間は密になるので、日常点検において触感確認や目視確認にて異常がないか確認し、異常があれば交換する事をお勧めします

定期交換部品の交換

最後に、定期交換部品の交換が重要です。

過走行車であれば10万キロを超えている車両も多いでしょう。
10万キロは一つの節目でもあります。

車の部品でいえば、タイミングベルト、ウォーターポンプ、オルタネーター、燃料ポンプ、燃料フィルターなどです。
これらは定期交換部品であり、いわゆる予防整備をする事で良い状態をキープする事が出来ます

このように、過走行車を長く良い状態で乗る為にも上記ポイントを踏まえ、メンテナンスを行うのが重要です。

交通事故で困った時は

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