COLUMN車のトラブル解決コラム

ワイパーの交換時期と選び方

いざ、雨の日にワイパーを使ってみると 全然拭き取れなかったりギラギラ光ってしまって困ってしまうことありませんか?
ワイパーそのものは値段がはるものではありませんが、ディーラーなどに頼むと工賃をやたら取られる可能性があります。
この機会にワイパー交換をご自身でされてみてはどうでしょうか?
交換時期や選び方を紹介いたします。

ワイパーの交換時期

一般にワイパー交換の頻度は1年に一回と言われています。
もし、交換しなかったら大事な車のフロントガラスに傷がつきフロントガラスの交換なんてことにもなりかねませんし、視界不良で走行中に歩行者を見落として大きな事故をおこしてしまう可能性があります。
使用頻度によってワイパーの劣化速度はことなりますが、雨の日にワイパーをしようしたら下記内容を少しチェックしてみてくだささい。

1.窓に拭きムラが残る
2.フロントガラスにスジ状の線が残る
3.ワイパー使用時の異音
4.水がにじむ

一つでも当てはまったら、早めに交換をしましょう。

ワイパー交換の選び方

ワイパーには、いろんな特性をもったものがあります。
今回はそのうち3種を解説します。
「ノーマル」・「撥水」・「グラファイト」

まずは、一般的な生ゴム使用のノーマルタイプ。
価格重視いくのであれば一番リーズナブルなものになります。
しかし、難点は撥水コートのしてあるフロントガラスには不適合というところ。
撥水コートをしてあるガラスは水滴が大きく窓全体の水分はかなり少なくなります。

そのため、乾いた状態で窓ガラスを拭き取るのと同じなのでワイパー使用時にガタガタ音がなったり、稼働が悪くなりフロントガラスが傷つきやすくなります。
さらに、窓ガラスに加工してある撥水コートまではがしてしまうので撥水が長持ちしないところかなりのデメリット。

次に撥水タイプのワイパー
こちらは、ノーマルタイプよりも価格は若干あがりますがワイパー本体に撥水機能があるため使うたびに窓ガラスが撥水コートされていくようなイメージ。
とても便利なワイパーになります。

最後は。グラフェイトタイプのワイパー

フロントガラスに撥水コートをしてあるような車両に最適なワイパーになっております。
ノーマルタイプでは、ガラスに傷がつきやすくなってしまうのですがこのグラフェイトタイプのワイパーはガラスとゴムの摩擦を減らしてくれるような設計になっているので窓ガラスに非常に優しいタイプとなっております。摩擦が少ないので撥水コートが長持ちするところがかなりの利点となります。

冬用ワイパー

豪雪地帯に住んでる方には冬用のワイパーを使いましょう。
北海道に住んでいる方は、東京に比べ雪の降る頻度が多いですし、さらに気温も氷点下の日が多く見られます。
寒い地区に、住んでる方は特に注意が必要。

通常のワイパーでは、金属部分が凍ってしまいうまく稼働せず機能が低下する恐れがあります。
冬用のワイパーは、金属部分をゴムで覆ってあり凍りにくい性質になっております。
値段は、少々高めではありますが、凍ったワイパーを使ったことによりフロントガラスに傷がついて取り替えになるより断然やすいです。
住んでいる地域や、雪山に毎週いくような方には冬用のワイパーをつけることをおすすめいたします。

日頃のメンテナンス

ワイパーの劣化は、保管状況にかなり左右されます。
青空駐車の場合は、一年中外にありますので太陽を浴びて雨にさらされて時には雪に覆われてと屋根付きの駐車場に比べ劣化のスピードがあがります。

住んでいる地域によっても劣化具合は変わるといわれています。
北海道と沖縄の気温の差を想像してみてください。
かなり差があると思いますが、車を買った時についているワイパーはどこで買っても同じです。

ワイパーはゴムなので寒ければ硬くなり、暖かければ柔らかくなります。
寒い地域や季節にいきなりワイパーを動かしたりすると固まったゴムをいきなり動かすことになるのでそれだけで一気にワイパーがダメになってしまうこともあります。
少し温めてから使うなどの工夫も必要になります。
長持ちさせるためにも、地域の特性を考慮したワイパー選びが必要です。


普段、何気なく使っているワイパーもしっかりメンテナンスしてあげないと視界不良で事故を起こしてしまったり大事な車を傷つけてしまうことになります。
もし、大きな事故を起こしてしまえば人生のすべてを失うことにもなります。
手遅れになるまえにしっかりメンテナンスを心掛けましょう!

ワイパー交換は、工具を使わなくても簡単な作業ですることができます。
ネットにもやり方の情報が載っていますし、作業してみてわからなかったら近くのガソリンスタンドで確認してみるのもよし!

ワイパーゴムだけの購入であれば非常にリーズナブルに入手することができますので、一度探してみてください。

交通事故で困った時は

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