COLUMN車のトラブル解決コラム
高速道路上でタイヤがバースト。タイヤ交換をする必要がありますが、路肩で作業できますか?
- 2015.06.07
- 運転中に注意すべきポイント
高速道路上で、バーストしてしまったということは、発生しないこともありません。
突然のことで慌てるかもしれません。万が一のためにも一度読んでおくと、安心かも知れません。
前輪がバーストした
突然ガクンとしてしまうので、とっさにハンドルと取られることもあります。
慌てず減速して、ハンドルをしっかり直進方向にしてください。
ハザードを出して走行レーンに寄せて、非常電話がある付近まで移動させてみてください。前輪だと異臭も漂ってくるので、すぐにバーストと分かります。
非常電話ですぐに電話を
比較的自分で交換できるという方でもすぐに非常電話で高速パトロールに連絡してください。
最近は、高速道路上の作業中に車にひかれてしまう方も多いようですので、電話をすると、パトロールが到着するまで作業はしないでとの念押しをされてしまいます。
非常電話で連絡を取った後は、路側帯外のガードレールで待機してください。パトロールが来るまで20〜40分程度の待ち時間です。
交換は通常と同じですが
交換の際は通常作業と同じですので、特に難しさはありませんが、バーストして走ってきたタイヤは熱を持っているため、非常にやけどの危険性が高いですので、作業の際は十分に注意する必要があります。
その際にホイールの変形などの有無も確認しておきましょう。
バーストの際にタイヤが飛び散っていませんか?
バーストなので、タイヤの一部が飛んでいる可能性もあり、パトロールにその旨も説明し、拾ってもらえるようにしてください。
タイヤはゴムだけではなく中にワイヤーが入っているため、後続の事故を誘発する可能性があります。
スペアタイヤはMax80km/hです
テンポラリーのタイヤが装着されている場合、高速走行時の速度は80km/hが上限です。普段通りに走行できるわけではありません。注意が必要です。
あと、長期間保管されている状態であれば、スペアタイヤ自体の空気圧が低下している場合が多いので、サービスエリア等で空気圧のチェックを必ず実施してください。
スペアタイヤの状態でバーストするケースも多いので意識してください。空気圧は通常より高い4.2kg/cmです。
パンク修理セットでは対処不可
スペアタイヤが搭載されていない場合の修理キットでは対応できませんので、ロードサービスで高速を降りる必要があります。
必要な場所でタイヤ交換を実施してください。
交通事故で困った時は
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