COLUMN車のトラブル解決コラム
高速道路でバーストした時のシュミレーション
- 2016.03.28
- 運転中に注意すべきポイント
高速道路での自動車の故障は大変に危険ですので避けるようにしたいものです。
エンジンの調子やタイヤの空気圧などを事前にチェックしておくのは当然の事ですが、故障は突然に起こるものです。
走行中にタイヤがバーストした時は具体的にどのような行動を取るべきなのでしょうか。
こういったシュミレーションは普段から覚えておく必要があります。
まずは安全に停止する
タイヤがバーストした場合はハンドル操作が上手くできなくなる為、すぐに異常に気が付くはずです。
ここで次のサービスエリアやインターチェンジまで無理に走行する事は避けなければなりません。
完全に走れなくなると走行車線の真ん中で停止してしまう事もあるからです。
まずは後続車に追突されないようにハザードランプを点灯させて合図をし、路肩に自動車を停止させるのが先決です。
車外に避難する
そのまま自動車内で待機すると後続車に追突される危険性があります。
路肩側から降りてガードレールの外に出て、やや車から離れた場所で待機します。
この際、発煙筒を停止した車の後方に置くことを忘れないようにしましょう。
発煙筒が無い場合は特に夜間などは後続車が事故車を発見するのが遅れる為、重大な事故を引き起こす可能性があるのです。
発煙筒は通常運転席の右下に装備されていますが、長時間効果が持続するものではありません。
高速道路で故障の為にやむを得ず停止した場合は非常停止表示器材を置くことが義務付けられています。
これは個人が別途購入して積んでおかなければなりません。
ほとんど使う機会のないものですが必ず積んでおくようにしましょう。
速やかに通報する
タイヤ交換に自信がある場合でも絶対に自分でタイヤ交換を始めてはいけません。
高速道路上での故障に慣れていない人は一般道での故障と同じように考えがちです。
確かにタイヤバーストはタイヤ交換で解決しますが、高速道路上では事故、故障の連絡があって初めて表示板に故障者情報が掲示され、後続車の注意を促すのです。
故障車の情報が発煙筒と停止表示器材だけでは気づかずに突っ込む車があって多重衝突事故の原因ともなるのです。
まずは9910番の道路緊急ダイヤルに位置や故障の状況を連絡します。
もし電話がなければ路肩を歩いて非常電話がある場所まで行き、連絡をします。
この時点で道路管制センターから故障車の情報が伝達されます。
この時レッカーなどを呼んでもらう事もできますが、保険適用など特定の業者を呼びたい場合は自分で連絡をする事になります。
交通事故で困った時は
運転中に注意すべきポイントカテゴリの関連記事
-
- 2017.09.08
- 3671view
-
- 2017.09.07
- 2856view
-
- 2017.09.06
- 3059view
-
- 2017.09.05
- 2499view
-
- 2017.09.05
- 4651view
-
- 2017.05.09
- 3630view