COLUMN車のトラブル解決コラム
車がパンクしたまま走行した場合のリスクとその事例
- 2016.04.15
- 運転中に注意すべきポイント
現在使用される車のタイヤはかなり頑丈になっているとはいえ、それでも路面状態やタイヤの状態が悪いとパンクしてしまうことがあります。
本来であればパンクしたタイヤはすぐに直したりスペアに交換するべきなのですが、中にはそういった余裕がなくそのまま走行をしてしまうこともあるでしょう
しかし実はこれは非常に危険なことなのです。
では車がパンクしたまま走行した場合のリスクとその事例としてはどういったことが挙げられるのでしょうか。
パンクして走行を継続した場合に考えられるリスクとは
パンクして走行を継続した場合のリスクとしてはどういったものが考えられるのかというと、まず最初に行ってしまうとパンクして走行したからすぐに何か起こるということはあまりありません。
ただパンクして走行する際に最も恐ろしいリスクとなるのはこの継続走行によって、本来タイヤが吸収していたはずの衝撃が車本体に伝わってしまうことなのです。
本来耐えられる衝撃を超えた衝撃が車に伝わってしまうわけですから、それによって内部部品が衝撃を受けて壊れてしまったり、エンジンの不調に繋がることも考えられます。
そうなればタイヤの買い替え程度で住んでいた出費がさらに大きくなりますので、やはり放置は禁物と言えるでしょう。
パンクが見つかった時の対処法
ではパンクしていることが分かった場合の正しい対処法ですが、これはまず車を止めてチェックすることです。
適切な場所が見つからない場合はひとまず路肩に止めるのでも良いのですが、好ましいのはガソリンスタンドや自動車パーツショップといったところです。
こうした場所にはエアゲージが置かれていますからエアゲージを借りて四つのタイヤの空気圧を点検します。
もしそこで一本だけ明らかに空気圧が低いタイヤが見つかった場合には、その場でスペアタイヤに交換して自動車修理工場に持って行って点検とタイヤ交換をしてもらいましょう。
パンクして走行した事例
では実際にパンク状態で走行した場合として「田舎道を走行中に社用車でパンクが発生し、それに気付かず走行した」事例を紹介します。
この時運転手は夜間の業務を終えて田舎道を走って営業所に戻る途中で、走行中に車が少し左右に揺れるような違和感を感じました。
舗装路に入っても左右の揺れは収まるどころか激しくなり、これはおかしいということでガソリンスタンドでスペースを借りて車の点検に入りました。
すると右後輪のタイヤがパンクしており、走行を続けたことでぼろぼろに破けていることがわかったのです。
その場でスペアタイヤを装着して営業所に戻ることは出来ましたが、タイヤはバーストして使えない状態になってしまっていたため「備品破損」として始末書を提出することになってしまいました。
この事例では左右の揺れと言う自覚症状が出た時に即座に車を停車させて確認していれば始末書まではいかなかったでしょう。
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