COLUMN車のトラブル解決コラム
フロントガラスに石が当たって、へこみが出来た。ほっておいても割れませんか?
- 2015.06.23
- 運転中に注意すべきポイント
車を乗っていたら、小さい砂や小石が巻き上げられて飛んでくることがあります。
高速道路などでは小石が飛んできて、車に当たることもあります。小石はフロントガラスに当たって、割れることもまれにあります。
小石が当たってもすぐには割れません
高速などでスピードが出ている際に小石などに当たったとしても、すぐに割れてしまうようなことはありません。車のガラスは、粉砕しにくい構造になっているため、時間をおいて亀裂が走ることがあります。
大きな石になってくるとクモの巣状にひびが入り、かなり危ない状態にはなりますので、その際はすぐに停車して、走行をやめる方が賢明です。
当たった状態によっては、修理可能
小石の当たった大きさによっては、最近はプロに頼まなくてもDIYで対応できるガラスのリペアキットで修復が可能です。比較的安価なので、ガラスの破損の大きさは車検にも影響するため、修理の必要はあります。
割れてしまわなければ、比較的修理も可能な場合も多く、早めの修理が被害拡大に影響することもありますので、何事も早めが肝心です。
ただし、修理が出来るレベルがあり、縦割れなどの筋のような傷は修理不可能です。
しばらくは観察が必要
その場では、比較的何ともない状態でも、時間が経つにつれてひび割れが進むこともよくあります。その場合は、筋がはいるような感じで割れが進行していきますので、気が付いたら線が長く入った!みたいなことがあります。
その場合は、修理不可能なので、早急にガラスの交換が必要です。
飛び石は保険修理が可能
飛び石は保険修理ができます。最近はそのような相談が増えていると聞きます。ガラス交換は少し修理費用が掛かるので保険適応で修理する方もいらっしゃいます。
以前は等級が保留される事故扱いでしたが、今は保険を利用すると等級は1等級下がりますので、保険費用が何パーセントか上がることを考えると安易に使用することも考える必要があります。
巻き上げより降ってくる方が危ない
防止のしようが無いのもありますが、特に悪気はなくとも荷台から石が降ったり、巻き上げがあったりしてしまう可能性が高いので、不用意に砂利運搬車や路肩近くは走らない方がよいかもしれません。
万が一にも近づかなければならないときは十分な車間距離やスピードを落とすなど不要なリスクは出来るだけ減らすようにした方が安全です。
交通事故で困った時は
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