COLUMN車のトラブル解決コラム
走行中に突然オイルランプが点灯!どのような対応が必要でしょうか?
- 2015.06.24
- 運転中に注意すべきポイント
何もしていないにも関わらず、突然発生する可能性のあるチェックランプです。そのまま走るとかなり深刻なダメージになります。
ただ、かなり単純な対応で解決する場合もありますので、まずはチェックから。
オイルランプは何を表す?
かなりまれにガソリン警告灯と勘違いされる時がありますが、マークと色が違うので要注意です。
オイルランプは赤色なのでかなり深刻な状態であることは理解できると思います。
オイルランプとは何かと言いますと、エンジンの内部機構の潤滑、冷却などに使用しているエンジンオイルの圧力が落ちていることを示します。
圧力とは、エンジンオイルをエンジン内部に潤滑させるために、オイルポンプを介して、排出し、強制的に回しているためです。人間で言うところの心臓と血圧のようなものです。
点灯したまま走行するとどうなるのか
そのまま走行し続けると、高温のエンジン内にオイルが回らなくなり、エンジンが焼きついてしまい、エンジンを壊してしまいます。
エンジン治すためには、大幅な修理費用が掛かります。
点灯したら何をすればいい?
点灯した際、近くにディーラー、ガソリンスタンド等の知識のあるスタッフが居るところがあれば、そこまで走行して、状況を伝えて、点検してもらってください。
しかしながら、近くにそのような場所が無い場合、まずは安全なところに停止してください。
そこで、ボンネットを開け、エンジンオイルの量を確認します。
エンジンオイルの量を確認するための、レベルゲージは、エンジンルーム内に大体が黄色取っ手がついたものが出ていますので、一度引き抜いて、ティッシュなどで拭きとり、もう一度差し込んで、引き抜いてください。
その際にオイルの付着が少ないとか付いていないのか、確認してください。
付着の確認で何が分かる?
オイルが付いていたら、オイルが少ないために発生しているので、オイルを補充すればとりあえずは解決です。
ただし、メンテナンスをほとんどしていないなど、原因が明確であればいいのですが、メンテナンスをきっちりしているのであれば、オイルが漏れている可能性があるので、自走させて、ディーラーか修理工場でチェックを依頼する必要があります。
十分な量の付着があれば、その他の機構的なトラブルの可能性が高いのでそのまま走らせることをせず、ロードサービスなどでディーラーか修理工場への移送を依頼してください。修理の必要が高いです。
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