COLUMN車のトラブル解決コラム
車でお出かけ、安全な車間距離で追突防止!
- 2017.03.01
- 運転中に注意すべきポイント
前車に続いて道路を走行している時、少し近づきすぎたかな?と思う瞬間や後続車の近さに驚くことってありませんか?
車内から見ていて「まだ大丈夫」と思っていても実際は、危険な車間距離で走っていることが多かったりすることがあります。
車間距離を取らないとどうなるの?
前車に続いて走るときの車間距離はどのくらいとっていますか?
走行している車を見てみるとかなり車間距離が短いことが伺えます。
では、どれくらいの車間距離が必要なのか考えてみましょう。
車が停止するのに必要な距離を停止距離と言います。
その停止距離には空走距離と制動距離が含まれています。
空走距離とは自車が障害物などに気がつきブレーキをかけるまでの距離
制動距離とはブレーキがきき始めてから停止するまでの距離を言います。
疲れていたり、体調の悪い時は空走距離の長さが増え事故につながるケースが多くあり雨が降っていたり、路面の凍結や積雪により制動距離が増え事故につながるケースもあります。人間が危険に気がついて行動を起こすまでの時間をどこで補えばいいのかというと車間距離にあると言われています。
どれくらいの車間距離が必要なの?
通常走行時、時速60キロで走った時の停止距離は44メートル前後。
となると、車間距離は45メートル以上取らなければ間に合わないという計算になります。
高速走行時、時速80キロで走行した場合は80メートルの停止距離
時速100キロの場合は時速100メートルの停止距離が必要です。
上記内容を含め考えてみると、車間距離がない車が事故を起こさない方が奇跡という結論に至ります。
前車に続いて走行する場合は必ず速度に応じた車間距離をとりましょう。
時速60キロで走行している車は1秒間に約17メートル進みます。これは、乗用車4台弱分あります。
走行中にもし、携帯やナビなどの操作。脇見をした場合は、その時間が長ければ長いほど前を見ず進む距離が伸びてしまいます。
なにも見ずに前車の行動に気がつくことはできません。
安全な車間距離を考え、前車が止まっても自車が止まれる車間距離で走りましょう。
どうすれば、追突されずに済むの?
どんなに自分自身が気を付けていても、後続車が車間距離を空けずに走行した場合は追突されてしまう可能性があります。
走行中は常に後続車にも注意が必要です。
停止する時や、速度を落とす時はブレーキを数回に分けて後続車に減速のお知らせをしましょう。
ブレーキを数回に分けて踏むことにより、ブレーキランプが点滅し後続車が気がつきやすくなります。
高速道路では、前方の渋滞などを知らせるためにハザードランプを点滅させ後続車に早めに気がついてもらえるよう工夫が必要です。
もしも、追突事故に遭ってしまったら
万が一、追突をされてしまった場合は必ず警察に届けましょう。目に見える外傷がなくても、必ず病院に行きましょう。
事故を起こした瞬間は、動揺してしまうため体の不具合に気がつきにくいものです。何もないと思っていても数日後に体に不具合が起こる可能性があります。
頭や腰などを強く打っていることもあり後遺障害になる場合もあります。
病院へ行き適切な診断を受けましょう。
車に関しては、ぶつかった瞬間はへこんでいても数時間するともとに戻っていることがあります。
素材がウレタンなことが多いため、多少の凹みはすぐに復元されることがあります。
目に見える範囲は、何もなかったような様子でも実際バンパーの中を見てみると中のパーツがグシャグシャになってることも。
自分で判断せずに点検・修理にだしましょう。
軽い事故でも、必ず警察へ届けをだし事故証明をもらうこともわすれてはいけません。
どんな事故にせよ、事故証明がないものに保険金はおりません。
病院代や修理代など保険からおりるから大丈夫と警察への連絡を怠ると全て自腹で解決しないといけないこともありますので事故に遭ってしまった時は必ず警察や病院へ報告しましょう。
相手の連絡先や免許証は自分自身でメモをとるようにしましょう。名刺などで受け取り後日連絡が取れなくなったなんてケースもよくあります。
住所の相違や名前の相違により事故を起こした相手を特定できなくなってしまう可能性もありますので、相手先の名前や連絡先などは自分自身でメモをのこすようにしましょう。
車でお出かけの時は、他の車に注意し事故を誘発しないようにしないといけません。
追突事故は事故の中で一番多い事故となっております。
ハンドルをもったら、よそ見はせずにしっかり他車の動きにも注意しましょう。前車も後車も注意深く観察することが一番の追突防止になります。
ナビを見るなど一瞬目を離したすきに前車が止まるかもしれません。漫然運転にならないようにしっかり集中できる環境づくりにも心がけましょう。
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