COLUMN車のトラブル解決コラム

冬の車の準備・雪道の走り方!路面の凍結にも注意

ウインタースポーツをする方もそうでない方も、もしもの時のために雪道に備えた準備が必要です。
雪山も住宅街でも道路が凍結しますし、ちょっと外出している間に雪が降り一面雪景色なんてこともあります。
そんな時に焦ったりしないよう事前に準備をしておきましょう。

冬になる前に事前に準備

秋頃から、次の冬に向けた準備が必要です。
スタッドレスタイヤ・タイヤチェーンをあらかじめ用意しておきましょう。
降雪予報が出てから用意をしようと思っても、タイヤのお店やディーラーは大混雑
まれに、8時間待ちなどと書かれているところもあります。

急な降雪の場合、タイヤチェーンは売り切れなんてことにもなりかねませんので秋口からあらかじめ目星はつけておきましょう。

スタッドレスタイヤは、買っても置くところがないし。
夏タイヤの保管はどうすればいいのかわからないし。

そういう悩みを持っている方もたくさんいるかと思います。
そんな方のために、タイヤ保管もやってくれる代理店はたくさんあります。

メンテナンスもありますので、機会があれば早めに調べておきましょう。

もうすでにスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを持っている方は、装着前にしっかりチェックが必要です。
スタッドレスタイヤは普通のタイヤと同じように溝がありますので、溝なしに走ってしまえばノーマルタイヤと同じです。
必要なだけ山があるかどうか必ず調べる必要があります。管理状態が悪いとタイヤのゴムにヒビが入っている可能性もあります。
さらに、空気も入っていないなんてことになるといざという時に使えません。

タイヤチェーンに関しては、保管状況によりチェーンがちぎれていたり錆びていたりする可能性もあります。
使用しようと思ったら切れて使えないとなると持っている意味が無くなってしまいますのでいざという時に焦ってしまわないようチャックをしましょう。

雪が降ってきたら・・・

走行中や買い物中に雪が降ってしまったら、慌てず焦らず運転を続けましょう。
気をつけるべきポイントは急のつく運転をしないこと
例えば急ハンドルはスリップの原因いなりますし、急ブレーキはタイヤが空転してしまう場合があります。
とにかく落ち着いて運転操作に集中してください。

雪で、車が前に進まず焦った運転手がアクセルをたくさん踏んでいたりします。
力強いアクセルはタイヤの空転をさらに進めることになりますので控えましょう。
2ギアやLギアにしアクセルは静かにそっと押さえる程度で大丈夫です。

チェーンを常備している車は、路面が見えなくなる前にタイヤチェーンを履いておきましょう。
つけるタイミングをうかがっているうちにどんどん降り積もって手遅れになってしまいます。

凍結路面・雪道の走り方

一見、凍結してないように見える道路でも実際は凍結路面ってことも多々あります。
橋などは、風を遮るものがないので雪がつきやすく凍りやすいので橋を渡る時は慎重に少し速度を落とすように心がけましょう。
フットブレーキでのブレーキ操作は優しく控えめに。
ブレーキ操作を行う時は、できるだけエンジンブレーキを利用します。マニュアル車の場合はいつもより低いギアで走行し、オートマ車の場合は2ギアかLギアで走行するのが理想的。
なるべくフットブレーキを使わなくてもいいような運転をしましょう。

雪道以外でも、エンジンブレーキを使う癖をつておくと安心です。最近の国産の車はほとんどが、オートマチック車となってます。
そのため、ギア操作を行わない方が多く山道での事故も増えています。
フットブレーキを使用しすぎたことにより、フェード現象やベーパーロック現状などブレーキ操作に不具合が起きてしまう可能性があります。

雪山での走り方

雪山では、上りや下り・カーブと危険箇所がたくさん。
前車が通った轍がある場合はその轍を走行してください。
カーブなどでは、早すぎる速度で進入するとスリップし横転することがあります。カーブの角度に合わせた正しい速度を意識しましょう。

雪道などでは、カーブ手前でエンジンブレーキを使いいつも以上に速度をおとし、安全な速度を作ります。
ハンドルは急ハンドルにならないようにゆるやかに回すのが理想的。
また、乗車人数によって乗車してる車の種類によってカーブでかかる遠心力の強さは変わります。
早ければ早いほど。重ければ重いほどコーナーは曲がりにくくなりますので十分な注意が必要です。


12月から3月は、天候や気温の変化が多いシーズンになります。
いきなり、天候が悪くなり雪が降ってくることもありますし気温の低さから路面が凍結していることもあります
少し暖かくなってきた頃、寒暖の差があり油断してしまうこともあります。

その油断が命取りにならないよう、雪道への知識や事前の準備は手を抜かずに行いましょう。

交通事故で困った時は

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